2019年11月、東京都福生市にある石川酒造の蔵開きに行ってきました。
石川酒造とは
石川酒造(いしかわしゅぞう/公式HP)は、1863(文久3) 年に酒造りを開始した歴史ある蔵元で、東京都内で日本酒造りの伝統を守っている10軒のうちのひとつです。
最寄駅は拝島駅(JR青梅線/西武拝島線)で、駅より徒歩約15~20分のところにあります。
13年ぶりの蔵開き
10月に蔵見学に行ったあと、13年ぶりの蔵開きが11月に行われることを知りました。
前回の蔵見学はとても楽しく、数週間前に行ったのも何かの縁だと思い、蔵開きへも来ました。
10時の開始時間少し前に到着しました。入口でパンフレットを受け取って入場します。
本蔵前には飾り樽が重ねられ、10月下旬にかけ替えられたという杉玉は青々とした緑色と少し枯れた茶色が混ざり始めていました。
お祝いの鏡開きのために酒樽と紅白のリボンが巻かれた木槌が用意されています。
本蔵横では新酒の試飲ができるようになっており、会場に来た方々が続々と列をつくっていました。
私たちも列に並びました。限定の新酒「あらばしり」「さらさらにごり生酒」「かめぐち」3種の試飲が用意されており、好きなお酒を選ぶことができました。
お祝いの鏡開き
爽やかな秋晴れの日。
本蔵前でお祝いの鏡開きが始まりました。お祝いに駆け付けた福生市公式キャラクター「たっけー☆☆」が奥にいます。
まずは熊川神社宮司による祝詞があげられました。
鏡開きには抽選で選ばれた5名の方々がお揃いの赤の法被を着て参加されました。
左端の和服の方は石川酒造社長 石川彌八郎氏、右端の水色の方は石川酒造の杜氏です。
鏡開きのあと、樽酒が順番に参加者に振る舞われ、全員で乾杯しました。
希望者にはお代わりが振る舞われました。
樽酒独特の木の香りと日本酒の香りが混ざり合い、清々しいお酒でした。
たくさんの方がお祝いに参加され、大盛況。会場となった本蔵前は混雑で動けないほどでした。
落ち着いたところで、新しい杉玉を下から眺めました。こちら側からみるとまだ青々としていました。
石川酒造の敷地各所で行われているイベントを楽しみます。
見学コース
蔵開きは年1回のイベントですが、通常時は酒蔵見学やビールの飲み比べなど4つの見学コースが用意されています。
石川酒造(公式HP)
コメント