2019年3月、東京南青山にある岡本太郎記念館に行って来ました。
岡本太郎記念館
岡本太郎記念館に来ました。
庭と彫刻
1階のサロン・アトリエを見学して、庭へ出てきました。
庭の見学も入場券が必要です。
庭には岡本太郎の作品の原型が庭の木々とも融合し、無造作に置かれています。
若い太陽 1980年代後半
笑っている若い太陽。同じ作品名で表情が違うものもあります。
「芸術は太陽のようなものだ」と常々語っていた岡本太郎にとって太陽は象徴的な存在です。
母の塔 1971年
現在は川崎市岡本太郎美術館のシンボルとして建てられています。
「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」をイメージしているそうです。
乙女 1988年
岡本太郎が毎年のようにスキーで訪れていた野沢温泉の村役場の庁舎前広場にある作品です。
月の顔(左端)
庭の彫刻一覧には載っていない彫刻も多く置かれているようです。
庭には「座ることを拒否する椅子」もたくさん置かれていました。
座ることを拒否する椅子
庭の植物が重なって可愛らしくなっていました。
動物(左)1959年
太郎河童神像(右)1981年
「動物」は岡本太郎が初めて手掛けた本格的な彫刻作品だそうです。
ユーモラスな顔つきの「河童神像」は青森県三沢市 ”日本カッパ龍神祭” のシンボルとして作成されたものです。
太陽の塔
ふと上を見ると、2階のベランダに手をかけて下をのぞいている「太陽の塔」がいます。
2階のベランダは立入禁止なので、可愛らしいこの姿は庭からのみ見ることができます。
岡本太郎記念館(公式HP)
カフェ「ア・ピース・オブ・ケーク/a Piece of Cake」
岡本太郎記念館入り口すぐ左側にカフェ「ア・ピース・オブ・ケーク/a Piece of Cake(公式HP)」があります。
カフェにはテラス席もあります。
中庭に入ることはできませんが、彫刻を眺めながら、くつろぐことができます。
カフェの利用には、岡本太郎記念館の入館料はかかりません。
メニュー
メニューはケーキセットなどもあります。2種類選べるパンケーキが有名なようです。
顔のクッキー
1970年代に岡本太郎が出演したキリンシーグラムウィスキー”ロバートブラウン”のCM。
キャッチコピーは「グラスの底に顔があってもいいじゃないか!」。ノベルティーグラスの底には太陽の塔に似た顔が彫られていたそうです。
そのグラスの底で型どった顔のクッキーも販売していました。
ア・ピース・オブ・ケーク/a Piece of Cake(公式HP)
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