2018年9月、東京都青梅市にある澤乃井の酒蔵見学へ行って来ました。
澤乃井の酒蔵見学
創業元禄十五年(1702年) 、江戸時代から続く小沢酒造で酒蔵内の見学をしました。
澤乃井「唎酒処」
清流ガーデン「澤乃井園」の隣に建つ2階建ての建物が澤乃井直営の「唎酒処」です。階段をあがった2階が入口です。
入口には酒林(杉玉)がかかっています。
澤乃井直営である「唎酒処(公式HP)」では、常時10種類ほどのお酒が用意されています。
このカウンターでお酒やナッツなどのおつまみ、酒器などの澤乃井グッズを買うことができます。
本日楽しめるお酒のリストが張り出されています。赤丸印は澤乃井おすすめのお酒です。
1杯は5勺(90ml)のきき猪口付で提供されます。そのおちょこを利用すれば、おかわりは全品100円引きになります。
次回おちょこを持参した場合もおかわり価格(100円引き)で楽しめるそうです。
カウンターには澤乃井の名酒が並びます。
酒蔵見学のときに見た5年熟成酒「蔵守(くらもり)」もありました。
唎酒
8.元禄 1杯 200円
「生酛、300年前の江戸の味?」
90%精米、生酛(きもと)造り。江戸時代の造りを再現して作られたお酒だそうです。
古酒のように少し茶色い色をしています。
口に含み香りが広がったあと、さっぱりと味がストンとなくなる感じがしました。
12.東京蔵人 1杯 200円
「生酛吟醸なめらかな甘さ」
55%精米、純米吟醸。こちらも日本酒造りの原点である「生酛(きもと)造り」です。
東京蔵人は透明(写真右)で爽やかなお酒ですが、少しトゲのような強さも感じました。
元禄(写真左)とはかなり色が違うのが分かります。
3.大吟醸 1杯 300円(おかわりで200円)
「とぎすまされた味の芸術品」
山田錦を50%精米、まろやかな味わいでした。
1.凰 1杯 500円(おかわりで400円)
「王者の品格と優雅な香」
山田錦を35%の極限まで磨き上げ、一升(1800ml)が¥10,800もする最高級のお酒です。
大吟醸よりも強めのアルコール感を感じました。
唎酒処
ゆったりとしたテーブル席で、ゆっくりとお酒とおつまみを楽しめます。
少しずつお酒を楽しみながら、長居をしている方々もいらっしゃいました。
おつまみはカウンターで買ったり、澤乃井園内の軽食処で購入したものを持ち込むことも可能です。
唎酒処から1階へ降りる階段のところに味のある澤乃井の看板が置いてありました。
唎酒処の裏手には水道があります。
酒造りだけでなく、豆腐作りにも使われている名水(仕込水)を持ち帰ることができます。
唎酒リスト
本日いただいた日本酒
- 純米酒 ひやおろし(蔵見学/季節限定)
- 清酒 元禄
- 純米吟醸酒 東京蔵人
- 大吟醸 澤乃井
- 大吟醸 凰
蔵見学の試飲とおちょこ2杯で満足しました。
機会を作って、また来たいと思います。
澤乃井 唎酒処(公式HP)
10:30~16:30(月曜定休、祝日の場合は火曜)
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