シンガポール出入国カード
シンガポールへの入国には出入国カードの記入・提出が必要です。
入国カードの提出には2通りの方法があります。1. または 2. どちらかの方法を利用して提出します。
- 紙の出入国カード(Disembarkation/Embarkation Card(D/E Card))
- オンラインでの電子入国カード(Electronic Arrival Card(Beta)) ※利用条件有
2019年8月追記
2018年9月時点では「紙の入国カード」のみ有効でしたが、2019年8月より「オンラインでの電子入国カード(ベータ版)」が始まりました。→ 下記「Electronic Arrival Card(Beta)」項目参照
シンガポールへの入国
出入国カード(D/E Card)
紙の出入国カード(Disembarkation/Embarkation Card(D/E Card))は機内で配布しています。
今回は羽田空港のシンガポール航空チェックインカウンターで事前に受け取りました。
表面:記入例/SAMPLE
裏面
Immigration(ターミナル3)
パスポートと記入した出入国カードを持って、入国審査(immigration)を通ります。
出国カード
提出した出入国カードの「出国カード(裏面左端)」にはスタンプが押され、パスポートに残されます。
出国審査時に回収されるので大切に保管する必要があります。
シンガポールからの出国
出国審査場に到着したら、係の方に声をかけられ「こちらへ」と自動化ゲート(Automated Immigration Gates (AIGs) 公式HP)を案内されました。
日本の自動化ゲートは日本人及び再入国許可のある外国人のみが利用でき、さらに事前登録が必要です。
シンガポールの自動化ゲート(出国)はシンガポール入国審査時に指紋認証を登録していれば、誰でも利用できます。
自動化ゲート(AIGs)の使い方
- パスポートをスキャナーに通します
- 読み取りが完了したら、パスポートを取り出します
- 一つ目のゲートがオープンするので、進みます
- 左右どちらかの親指を指紋スキャンします
- 二つ目のゲートが開き、出国手続き完了
シンガポールの自動化ゲートを利用してみて
初めての自動化ゲートはとても簡単でした。
ただ、パスポートに出国スタンプが押されません。パスポートにシンガポールの入国スタンプはありますが、出国スタンプがない状態になりました。
また、スタンプが押された出国カードも自動化ゲートを利用した場合には回収されませんでした。
2019年4月追記
シンガポール・チャンギ国際空港の出国スタンプ廃止
自動化ゲートを利用した場合の出国スタンプは既に廃止されていましたが、手続きの合理化、より効率的な出入国手続きを促進するため、2019年4月22日より有人の出国ゲートを通過した場合も出国スタンプの押印が廃止になりました(公式ニュース)。
セキュリティチェック
通常の空港であれば出国審査の前後に設けられているセキュリティチェックが、チャンギ国際空港にはありません。
各搭乗ゲート前でのみ検査を行っているため、SQ638(23:55発)のBoarding timeは出発1時間前と早めに設定されています。
Electronic Arrival Card(Beta)
事前にオンラインで登録ができる電子入国カード(Electronic Arrival Card)制度が始まります(公式ニュース)。
2018年10月より試験を実施してきましたが、2019年8月14日から Electronic Arrival Card(Beta)版として試用運用が始まりました(公式ニュース)。
段階的に利用を拡張し、2021年までに紙ベースの出入国カード(D/E Card)は電子入国カード(Electronic Arrival Card)に置き換えられます。詳細は準備ができ次第、シンガポール入国管理局(ICA)公式サイトで発表されます。
注意事項
各種利用条件があります。
詳細は「公式ニュース」「SG Arrival Card 公式サイト」「Electronic arrival card」を参照ください。
カード登録申請
シンガポール入国管理局(ICA)公式サイト、または専用アプリから登録できます。
(参考)アーリーチェックイン
チャンギ国際空港には最大24時間前から手続きが可能なアーリーチェックインカウンターを設置している航空会社が多くあります。
アーリーチェックインを利用すると、いち早く荷物を預けることができ、身軽になれます。そのまま空港の制限内へ進み、チャンギ国際空港でのショッピング、レストラン、ラウンジなどを楽しむこともできます。
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