2017年7月 マレーシア・コタキナバル + クアラルンプールへ行って来ました。
マレーシア・クアラルンプールの電車
マレーシア・クアラルンプール近郊は公共交通機関が発達しています。
電車は安い運賃で広範囲に行くことができるので、旅行者にとって強い味方です。
運営会社ごとに大きく分けて3種類あるようです。今回は(1)と(2)に乗りました。
(1)LRT/KLモノレール 運営会社:Rapid KL
- 3 LRT/Ampamng Line(アンパン線)
- 4 LRT/Sri Petaling Line(スリ・ペタリン線)
- 5 LRT/Kelana Jaya Line(クラナ・ジャヤ線)
- 8 Monorail/KL Monorail Line(KLモノレール線)
- 9 MRT/Sungai Buloh-Kajang(スンガイ・ブロー-カジャン間)
(2)KTMコミューター 運営会社:マレー鉄道
- 1 KTM/Seremban Line(スレンバン線)
- 2 KTM/Port Klang Line(ポート・クラン線)
(3)空港線 運営会社:Express Rail Link
- 6 ERL/KLIA Ekspres(KLIAエクスプレス)
- 7 ERL/KLIA Transit(KLIAトランジット)
※ 最新版の路線図はRapid KL 公式HP - Traveling with Us - How to Travel with Us? ページ内の「DOWNLOAD KLANG VALLEY INTEGRATED TRANSIT MAP 」リンクからPDF形式でダウンロードできます。
チケット(自動券売機)購入方法
(1) Rapid KL (LRT/KLモノレール)
(対象路線)
3 LRT/(Ampamng Line) アンパン線
4 LRT/(Sri Petaling Line) スリ・ペタリン線
5 LRT/(Kelana Jaya Line) クラナ・ジャヤ線
8 Monorail/(KL Monorail Line) KLモノレール線
9 MRT/(Sungai Buloh-Kajang) スンガイ・ブロー-カジャン間
上記路線の各駅にこの自動券売機が設置されています。
「English」ボタンを押すと、マレー語表示から英語表示に切り替えられます。
小額紙幣か硬貨しか使えないことが多いので、事前に準備しておくと良いと思います。
- 路線の選択行き先の路線のボタンを押します。
※ 駅名だけでなく、どの線に乗るかを予め電車路線図で確認しておく必要があります。
※ 駅により画面に表示される路線の数に相違があります。
- 駅名の選択路線を選択すると、対象路線の駅名一覧が表示されます。グレーアウトしている駅が現在地です。
画面右上の「A→Z」を押し、駅名をアルファベット順に切り替えることも出来ます。
路線によっては駅名が多いので、アルファベット順に並べ替えると探しやすいかもしれません。
- 枚数選択複数枚購入する場合は「+」ボタンを押して加算します。
2枚にしました。画面右下緑色の「Cash」ボタンを押して、次に進みます。
- 確認画面目的地と枚数、金額の確認画面下には現在この機械で使用できる紙幣/硬貨の一覧が表示されています。
ここでは20リンギット以上の紙幣は使用できません。
- 入金コインは右上の挿入口、紙幣は右下の挿入口(写真外)から投入します。
- 清算お釣りがある場合は乗車券(トークン)と一緒に払い戻されます。
- トークン(乗車券)青色のトークンの表には会社名「rapidKL」、裏は無地です。
- 自動改札(入場)トークンを自動改札機のセンサーにかざすと、ゲートが開きます。
- 自動改札(退場)出るときは自動改札機のトークン回収口にトークンを投入し完了です。
(2) KTMコミューター
(対象路線)
1 KTM/(Seremban Line) スレンバン線
2 KTM/(Port Klang Line) ポート・クラン線
上記路線の各駅にこの自動券売機が設置されています。
小額紙幣か硬貨しか使えないことが多いので、事前に準備しておくと良いと思います。
- リストの選択左側のマップを選択するか、右側から行き先の駅名の一文字目のアルファベットを選択します。
ここではアルファベットの「B」を押しました。
「B」を選択すると、「B」から始まる駅名が一覧表示されます。
画面右下「English」ボタンで、マレー語表示から英語表示に切り替えました。
- 駅名の選択行き先の駅名を押します。「Batu Caves」を押しました。
- 確認画面目的地と枚数、金額の確認をします。
2. Quantity →複数枚購入する場合は「>」ボタンで加算します。
3. Payment Type →「Cash」を選択します。
- 入金料金と現在この機械で使用できる紙幣/硬貨の一覧が表示されます。
ここでは10リンギット以上の紙幣は利用できません。入金します。※ 紙幣挿入口が故障している機械が多くありました。紙幣が入らない(挿入口のランプが消えている)場合は別の機械を利用しました。
- トークン黄色のトークンの表には会社名「 KTM Komuter 」、裏は無地です。
赤色のトークンもありました。
- 自動改札入場時はトークンを自動改札機のセンサーにかざすと、ゲートが開きます。
出るときは自動改札機のトークン回収口にトークンを投入し完了です。
電車に乗る
Rapid KL (LRT/KLモノレール)
KTMコミューター
バトゥケイブ(バトゥ洞窟/Batu Caves)へ行ってきました。
時刻表:KTMB公式HP
Train Schedule または KTM Komuter Details 内 KTM Komuter Timetable を参照
IC交通カード
毎回トークンを買うのが面倒だという場合にはSuica のようなチャージ式のICカードもあります。
クアラルンプールでは「MyRapid Card」「Touch’n Go」 というの2種類の交通系ICカードが利用できます。
MyRapid Card
カード代金: RM10(払戻不可)
有効期限 : 最終チャージから2年
利用範囲 : LRT/KLモノレール/バス
注意事項 : KTMコミューターや空港線(KLIAエクスプレス)で利用不可
Touch’n Go
カード代金: RM10.60(払戻不可)
有効期限 : 最終利用 または 最終チャージから1年
利用範囲 : LRT/KLモノレール/バス/KTMコミューター/KLIAエクスプレス/一部のコンビニ
注意事項 : チャージ手数料がかかる ※駅など一部では手数料なしのチャージ機も有
今回、市内観光は1日という短い滞在だったため、どちらのカードも作成しませんでした。
カードを利用することにより乗車料金の割引はあるようなので、公共交通機関をたくさん利用する場合や1~2年に何回かクアラルンプールへ旅行する場合には有効なカードだと思います。
※本記事は2017年7月時点の情報です。
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