2015年07月、シンガポールに5泊6日(機内泊含) で行ってきました。
スリ・ヴィラマカリアマン寺院への行き方
最寄り駅(NE7/DT12)Little India
シンガポールのヒンドゥー教寺院を3つ巡ります。
スリ・ヴィラマカリアマン寺院の最寄り駅である(NE7)(DT12)Little Indiaからは徒歩約5分のところにあります。
今回は、スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院(最寄り駅(NE8)Farrer Park)を見学したあと、Serangoon Rd(セラングーン・ロード)を歩き、スリ・ヴィラマカリアマン寺院へ向かいました。
Sri Veeramakaliamman Temple(スリ・ヴィラマカリアマン寺院)
破壊や殺戮を象徴する女神カーリーを守護神として祀るスリ・ヴィラマカリアマン寺院に到着しました。
極彩色のゴープラム(ピラミッド型の塔門)が目をひきます。
ドゥルガー
たくさんの神様が並ぶ下段中央でライオンに乗っているのは女神ドゥルガー。
外見は美しいけれど、手には武器を持ち守護神カーリーと同じく殺戮と破壊を象徴する女神です。
神話では怒りによって黒くなったドゥルガーの額から残酷さや強さを凝縮した女神カーリーが生まれます。
カーリー
ヒンドゥー教では黒は不浄の色。黒い肌を表すときは青色を使うため、カーリーの肌の色は青で描かれています(↓写真青枠)。
口からは小さな牙がはみ出ており、目は血の赤色。手には様々な武器を持ち、生首や髑髏のネックレスを首にかけています。
三最高神の1人 シヴァ
左端の像がシヴァ神。右端の像が女神カーリー。
3つある祭壇の中央にカーリーを祀っており、ここに人が多く集まっていました。
悪鬼を滅ぼすほどの圧倒的な強さが障害の克服、勝利、成功など意味し信仰の対象となっています。
ヒンドゥー教の三最高神の1人、破壊と創造の神シヴァ。
破壊と同時に恩恵・再生をもたらす神として親しまれています。
額には第三の目が開き、三日月の髪飾りや毒蛇のネックレス、退治したトラの皮をはいだ腰巻きを身に着け、悪魔を踏みつけ踊っている姿です。シヴァは舞踊の神様でもあります。
ドゥルガー
ライオンを従えている女神ドゥルガーの豪華な祭壇。
外見は美しいけれど、手には武器を持ち殺戮と破壊を象徴する女神です。
シヴァの妻であり、カーリーの分身でもあります。カーリー同様、圧倒的な強さが障害の克服、勝利、成功など意味し信仰の対象となっています。
女神ドゥルガーの祭壇に比べると質素な祭壇になりますが、色々な神様が祀られて並んでいます。
サラスバティー
蓮の花の上に乗り、ヴィーナという楽器を持っています。
音楽・知恵・芸術・学問などの神。日本では弁天様と呼ばれています。
ガネーシャ
ゾウの頭に人間の体を持つ、富と学問を司る神様。シヴァ神の息子です。
息子の顔を知らなかったシヴァが首をはねて息子を殺してしまいます。 妻が大変怒ったため、次にここを通りかかった者の首を付けて生き返らせると約束します。 最初に通りかかったのが小象だったため、頭が象になったと伝えられているそうです。
入口の階段に供えられていた花。ハートの形に整えられていました。
寺院の外ではお供え用の花がこのように売られていました。
シンガポールのヒンドゥー教寺院
- スリ・バダパティラ・カリアマン寺院 - Sri Vadapathira Kaliamman Temple
- スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院 - Sri Srinivasa Perumal Temple
- (当記事)スリ・ヴィラマカリアマン寺院 - Sri Veeramakaliamman Temple
- スリ・マリアマン寺院 - Sri Mariamman Temple
スリ・ヴィラマカリアマン寺院(公式HP)/ 05:30~12:15 ・16:00~21:00
(NE7/DT12)Little India
最寄りの駅(NE7)Little Indiaから電車に乗り、モスクへ向かいます。
リトル・インディア駅の広告はやはりインド風でした。
投稿時より約1年前の旅行記のため、店舗情報などに変更のある可能性があります。
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