寒川神社とは
寒川神社は、「相模國一之宮」と称される由緒ある神社で、約千六百年の歴史を持ちます。
全国で唯一の「八方除」の守護神として知られ、方位や地相、厄災などあらゆる災いを除き、運気を開くご利益があるとされています。
御祭神は「寒川比古命(さむかわひこのみこと)」「寒川比女命(さむかわひめのみこと)」二柱の神を祀り、寒川大明神と奉称しています。
寒川神社へのアクセス
寒川神社は、神奈川県の相模川のそば、海老名と茅ケ崎の間に位置しています。
新宿からの所要時間は約1時間10分〜1時間30分、最寄駅はJR相模線の「宮山」駅。宮山駅から境内の入口までは徒歩で約10分ほどです。
寒川駅
2026年2月の週末、寒川神社へ参拝してきました。
昨年は寒川神社の本殿に近い最寄駅の宮山駅から参拝しましたが、今回はあえて隣の寒川駅へ向かいました。


寒川神社の境内入口にあるのは三の鳥居で、一の鳥居と二の鳥居は少し離れた場所にあります。今回は「一の鳥居」から歩いてみたいと思いました。
寒川駅から歩くと、一の鳥居、二の鳥居、そして境内入口の三の鳥居へと、順にくぐりながら参拝することができます。
寒川駅からは徒歩で約20〜25分ほど。少し遠回りにはなりますが、参道を歩きながら徐々に神域へ近づいていく感覚を味わえるルートです。

寒川駅を出て、まずは線路沿いの道をひたすら歩きます。
観光地らしい雰囲気というより、静かな住宅街の風景が続きます。


この日はよく晴れた日で、冬らしい澄んだ空気がとても気持ちよく、参拝へ向かう道のりも良い散歩になりました。
一の鳥居
鳥居は神社の「神域」と「人の世界」を分ける境界です。
最も外側に建つこの鳥居が「一の鳥居」で、ここから神社の参道が始まります。
寒川神社の一の鳥居は銅板包みの立派な鳥居です。

一の鳥居をくぐると、両側に石垣が続く表参道がまっすぐ伸びています。
それまでの住宅街の風景から一転して緑が多くなり、神社へ続く参道らしい雰囲気になりました。

二の鳥居
一の鳥居から10分ほど歩くと、遠くからでもよく目立つ大きな二の鳥居が見えてきます。
一の鳥居とは雰囲気も大きさも異なり、こちらは白い鉄筋コンクリート製。青空に映えるひときわ存在感のある鳥居です。

寒川神社境内
神池橋・三の鳥居
二の鳥居をくぐり、しばらく参道を進むと、いよいよ神社の境内入口にあたる三の鳥居が見えてきました。
ここからが、寒川神社の境内です。参道の雰囲気も少し変わり、参拝客の姿も増えてきました。

神池
橋を渡った右側にある神池(しんいけ)は、神社の境内にある神聖な池で、池の中には色とりどりの鯉も泳いでいます。噴水もあり、水が勢いよく吹きあがっています。
参拝客も池のまわりで写真を撮ったり、少し立ち止まって景色を楽しんでいる様子でした。

週末ということもあり、ご祈祷の受付前には長蛇の列ができていました。
2月でもこれだけ多くの方が訪れるのは、さすが八方除けで知られる神社。想像以上の人出でした。

狛犬
拝殿前にある狛犬は、サイズが大きく、堂々とした姿が特徴です。表情にも迫力があります。

神門
重層の門で、平成5年(1993年)に竣功した堂々とした造りです。
毎年、新年の時期(12月20日頃~2月23日頃)には、この神門に「迎春ねぶた」が掲げられます。
迎春ねぶた 2026年(午年)
冬の風物詩ともいえる「迎春ねぶた」が神門に飾られていました。
これは青森ねぶた祭の技法で制作された大型灯籠で、その年の干支をモチーフにした迫力ある飾りです。夜にはライトアップも行われ、境内を華やかに彩ります。

大きく迫力のあるねぶたはとても華やかで、思わず足を止めて見入ってしまいます。

昼間でも十分迫力がありますが、ライトアップされた姿は更に美しいかと思います。

迎春ねぶた 2025年(巳年)
昨年訪れた際にも2025年(巳年)の「迎春ねぶた」を写真に収めていました。
干支ごとにデザインが変わるため、毎年違った雰囲気を楽しめるのも魅力です。

御社殿
神門をくぐると、いよいよ御社殿が見えてきます。
総檜造りの立派な社殿で、平成9年(1997年)10月に竣功しました。
拝殿には一度に216名が着席して参拝できる席が設けられています。先ほどご祈祷の受付に並んでいた方々が、順番に拝殿へ案内され、次々とご祈祷を受けている様子でした。

渾天儀(こんてんぎ)
拝殿の右側には渾天儀のレプリカがあります。
星の動きを観測するための器具で、四隅には天空を支えるという故事にならい龍が配置されています。

「2月なら少し落ち着いているかな」と思っていましたが、境内はまだまだ参拝客でにぎわっていました。
とても立派で美しい造りの神社で、ゆっくりと参拝することができました。
お守りを授与いただき、お土産に寒川名物 「八福餅」を購入しました。

寒川神社(公式HP)
鎮守の杜 Koyo
「鎮守の杜 Koyo(公式HP)」は、1階がお土産売り場、2階がレストランになっており、参拝の帰りに休憩や食事ができるお店です。
レストランは人気があり、かなり混雑しています。営業時間も短めなので、タイミングによっては入れないこともあるようです。昨年はここで食事をしましたが、今回は混んでいて入ることができませんでした。

寒川名物 八福餅
八福餅(公式HP)は、寒川神社の参道などで販売されている和菓子で、寒川神社のお参りのお土産として人気があります。
お餅は八角形の形をしており、八つの角が立っているのが特徴です。

「八福」という名前には、八方から福を招くという縁起の良い意味が込められています。

やわらかいお餅をなめらかなこしあんで包んだ素朴な甘さの和菓子です。

八福餅には桜や安納芋など季節限定の味もあり、旬の素材を使った餡を季節ごとに楽しむことができます。

購入場所
寒川でしか味わえない神社参拝記念土産「八福餅」は、「鎮守の杜 Koyo」や境内にある売店でお土産として販売されています。また、「鎮守の杜 Koyo」などのレストランでデザートとしていただくこともできます。



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