2016年7月 ベトナム フーコック島へ行って来ました。
ヴィンパール リゾート フーコック ホテル
今回の宿泊ホテルはフーコック国際空港から車で約40分のバイダイビーチ沿いに建つ「ヴィンパール リゾート フーコックホテル(Vinpearl Resort Phu Quoc)」です。
発熱
朝から調子が悪かったatsuですが、さらに調子が悪くなってきたようで、夕飯はほとんど食べられませんでした。
部屋に戻ると寒気がすると言い、すぐに寝てしまいました。
my husband has a fever
今度は夜中に暑い暑いと言って起きてきました。
タオルを濡らして額に当てたりしていましたが、熱がかなりありそうです。
海外旅行先で調子が悪くなったことは今まで1度もないので、正直どうしてよいか分からず焦りました。
場所は分からないけれど、ホテル内にクリニックがあることが分かり、午前3時頃、意を決してレセプションに電話しました。
焦ってしまい英語はたどたどしく、聞き取りも怪しくなりました。
「my husband has a fever(夫が熱があるんですが)、クリニックはいつ開いていますか?」と聞いたところ、「クリニックは今も開いています。オーシャンウィング(隣のホテル棟)にあるので、まずはレセプションに来てください。カートで送ります。」と言ってくださいました。
レセプションまで降りていくと、既に話は通っていて、ホテルの方がクリニックまで案内してくれました。
ホテルクリニック
オーシャンウィング1階の奥にあるクリニックに入ると女医さんが待っていました。
無言で体温計を渡され、女医さんの隣の椅子に座るとパソコン画面上にGoogle翻訳が表示されているのが見えました。
規則なのかもしれませんが、女医さんはベトナム語でしかお話ししません。
Google翻訳にベトナム語を入力して日本語へ翻訳してくれましたが、文章が意味不明になってしまったので、英語に変更してもらいました。
(イメージ図)
ベトナム語から翻訳された少し変な英語を読んで、答えは口頭(英語)で返します。一言も話してくれませんが、女医さんは理解してくださっているようでした。
- 「いつから具合悪いのですか?」→ 昨日の朝から
- 「何か薬は飲みましたか?」→ 昨日鎮痛剤を飲みました。アスピリン系
- 「こういう時にアスピリンは飲んではいけません」(翻訳上で怒られました)
- 体温計を見てたあと、「薬を出します」
スーツを着たホテルの方が登場し、部屋番号も名前もご存じのようでしたが、念のため確認されました。
薬を2錠渡され、女医さんの話を英語にして説明してくれました。
- 「熱は38.5 です。この薬をコップの水に入れて、1分ぐらい待ってから飲んでください。」
→ 1度に2錠飲むんですか? - 「1錠飲んで、様子を見て良くならないようだったら、もう1錠飲んでください。」
- 「お湯で温めたタオルを身体に。体を温めてください。」
- 「何か食べましたか?」→ ほとんど食べていません。
- 「お粥食べますか?」→ お願いします。
- 「お水もたくさん飲んでください。水はありますか?」→ 少しだけあります。
- 「では水を持ってきます。」
薬も頂いたので最後に確認しました。
- → 費用はいくらですか?「費用はかかりません。」
診察終了
ペットボトルの水を受け取り、カートへ案内されて部屋へ戻ります。
カートのお兄さんが気さくに話しかけてくれました。
- 「調子悪いの?」→ 熱があります。
- 「寒いの?暑いの?」→ 暑いです。
- 「たくさん水、飲んでね。」
深夜にも関わらず、レセプションの方々も次々に「大丈夫??」と声をかけてくださいました。
ご迷惑おかけしました。本当にありがとうございました。
処方薬 EFFALGIN
いただいた薬をネットで調べたところ「パラセタモール(解熱鎮痛薬)を含む疼痛および/または発熱、頭痛、インフルエンザ様症状、歯痛、筋肉痛、生理痛を治療するために使用される薬剤」と書いてありました。
早速コップの水に入れてみると、シュワシュワーと溶けていきます。苦い味だったそうです。
深夜のお粥
午前4時すぎに部屋のドアをコンコンとノックする音がしました。
お粥が届きました。深夜(早朝)に本当に助かりました。
挽肉と人参のやさしいお粥でした。
美味しいと言いながら、半分ぐらい食べていました。
こんなことであれば、もっと早くクリニックに行けば良かったと後悔しながらも、深夜の時間帯でも素早い連携で対応いただき、素晴らしいホテルだと思いました。
感謝の言葉は伝えたつもりでしたが、全く足りてないのではと不安になるくらい、ホテルの方々に本当にお世話になりました。落ち着いたので、少し寝ることができました。
ホテルについて
ヴィンパール・リゾート&スパ・フーコック(公式HP)
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