2015年6月、仙台へ行って来ました。
るーぷる仙台
3日目の観光には仙台の観光スポットを循環している「るーぷる仙台(公式HP)」という観光バスを利用します。
1回乗車は260円・一日乗車券は620円です(最新料金は公式HP参照)。
平日は20分間隔・土日祝日は15分間隔で運行していますが、仙台駅前発始発の9時から最終は16時までと運行時間が少し短めなので注意が必要です。
「るーぷる仙台」は一方通行の運行で、逆回りはありません。進行方向順に観光していくのが良いと思います。
瑞鳳殿前
仙台駅前から3つ目の「瑞鳳殿前」で降りました。
「霊屋下」という地名からわかる通り、この坂を上がったところ霊屋(瑞鳳殿)があります。
瑞鳳寺
坂を上っていくと左側に立派な山門が見えてきます。瑞鳳寺です。
本堂へ来ました。
仙台藩2代藩主伊達忠宗が父 伊達政宗を祀るため瑞鳳殿と併せ、この瑞鳳寺を建立しました。
瑞鳳寺を出て、さらに真っ直ぐ坂を上がると杉並木の美しい景色と長い階段が見えてきます。
この階段の上まで上がるのかと一瞬身構えましたが、瑞鳳殿へは半分まで上がり左に曲がります。
美しい紫陽花が迎えてくれました。
瑞鳳殿
仙台藩祖伊達政宗公の御廟「瑞鳳殿」に到着しました。
今回はお願いしませんでしたが、ボランティアガイドさんが常駐しています。
涅槃門
涅槃門とは煩悩を去って悟りの境界へ入る門戸とされています。
装飾に菊紋が使われていますが、豊臣秀吉が天皇から下賜されたこの紋を伊達氏が秀吉から拝領したと伝わるそうです。
美しい涅槃門の右側から入ります。
拝殿
涅槃門から階段を上がると拝殿があります。
本殿
さらに奥に瑞鳳殿 本殿があります。桃山様式の豪華絢爛な廟です。
戦災により焼失したため、現在の建物は1979年(昭和54年)再建されました。
写真左側に石塔が2基見えていますが、殉死した家臣/陪臣の宝篋印塔(ほうきょういんとう/供養塔)です。
瑞鳳殿本殿両脇には家臣/陪臣20名分20基の宝篋印塔が並んでいます。
屋根には龍。極彩色の美しい廟を守っています。
伊達家は家紋の多い戦国武将だったそうです。
紋が多いということは歴史が長く、伝統ある家柄の証でもあります。
本殿正面には伊達家の家紋である大きく豪華な「竹に雀」が飾られています。
瑞鳳殿(涅槃門/本殿)では「九曜紋」と「菊紋」も一緒に使われています。
階段を下りて涅槃門を出ます。
少し離れたところにある感仙殿(二代忠宗廟)、善応殿(三代綱宗廟)を見学しにいきます。
瑞鳳殿(公式HP)
※るーぷる仙台の1日乗車券提示で入館料割引有
投稿時より約2年前の旅行記のため、情報に変更のある可能性があります。
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