2016年12月、北陸新幹線に乗って金沢に行って来ました。
妙立寺(忍者寺)とは
加賀藩主 前田利常公は幕府軍の侵攻を想定し、万が一の備えとして寺町寺院群に出城の役目を持たせ、防御を固めました。その中心的役割を担ったのが、この妙立寺(忍者寺)だそうです。
妙立寺(忍者寺)は外敵の目を欺くため、建物全体が複雑な迷路のような構造になっています。
外観は2階建てですが、内部は4階建て7層になっており、部屋数は23、階段数は29もあります。隠し階段や落とし穴など様々な仕掛けがあることから別名「忍者寺」と呼ばれるようになりましたが、忍者とは全く関係ないそうです。
妙立寺 拝観予約
境内にも案内がありましたが、 妙立寺(忍者寺)拝観は全て予約制です。
※ 予約優先ですが、当日でも定員に空きがあれば、申し込みの上、拝観可能です。
妙立寺(忍者寺)予約 ※詳細は公式HP参照
予約方法 : 電話予約のみ
受付開始時期 : 3カ月前同日より開始
予約受付時間 : 08:00~17:00まで
受付電話番号 : TEL 076-241-0888
必要情報 :
(1) 名前
(2) 人数(未就学児の拝観不可)
(3) 希望日時(09:00~30分毎 / 最終は16:30(冬期間は16:00まで)
予約時の確認事項は名前、人数、希望時間で、連絡先の確認はありませんでした。
妙立寺(忍者寺)へのアクセス方法の確認がありました。駅からバスで行きますと言ったら、「気をつけてお越しください」とのことでした。乗用車で来る場合には駐車場の案内があるのかもしれません。
金沢駅から妙立寺(忍者寺)への行き方
- JR金沢駅東口・バスターミナルJR金沢駅東口・バスターミナルに来ました。
- 7・8・9・10番バスバスターミナル乗り場は、1~11までオレンジ色の番号が振られています。
妙立寺(忍者寺)へは 8・9・10番から発車するバス、または 7番の金沢周遊左回りコースに乗り、「広小路」で下車します。
美しい曲線を描く「もてなしドーム」を眺めながらバスを待ちます。
- バス移動金沢駅からバスに乗り、約15分。「広小路」で下車しました。
目の前に「蛤坂」の交差点があります。
- 徒歩移動蛤坂の交差点を右折し、寺町寺院群を眺めながら、しばらく歩きます。
堂内拝観
14:00の拝観を数日前に電話予約しておきました。
10分前から受付開始なので、周囲を見学しながら雪が残る本堂前で待ちます。
10分前になり、本堂前に人が集まりはじめました。
入口で靴を脱ぎ、中へ入ります。
係りの方が予約名と人数を確認し、拝観料を支払います。拝観料は大人1,000円、お高め...です。
内部は撮影禁止でしたので、写真はありません。
10人ぐらいずつのグループに分けられ、グループごとにガイドさんが1人つきました。
内部は4階建て7層にもなっているそうで、ガイドさんについて複雑な造りの狭い階段を上り下りしているうちに方角が分からなくなってしまいました。
金沢城まで続く逃げ道になっていたと言われる「伝説の井戸」を始め、「隠し階段」や「落とし穴階段」など参加者から「ほぉ~」という声が上がるほど興味深い仕掛けが多くあり、楽しめる拝観ツアーでした。
裏道を抜け、西茶屋街へ
約30分の拝観ツアーが終了しました。
これからにし茶屋街に向かいます。 本堂右手には細い脇道があります。
まっすぐ裏門へ続く細い道です。
裏門へ出ました。妙立寺からにし茶屋街に行くにはこの道が近道です。
妙立寺(忍者寺)/ 09:00~16:30(冬期間は16:00まで)
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