2017年12月、台北に3泊4日で行って来ました。
牛肉麺(ニュウロウミェン)の朝ごはん
今日は昼便で帰国するため、遠くまで朝ごはんへ行く時間の余裕はありません。
ホテルの近くに朝8:00から開いている牛肉麺の有名店があることを知り、向かいます。
地図を頼りに歩くこと数分。細い路地の奥にお店が見えました。
最寄り駅はMRT(R10)(BL12)台北駅で、徒歩5~10分程度です。
劉山東牛肉麺(リウシャンドン ニュウロウミェン)
黄色く大きな丸看板が目印です。
昔ながらの雰囲気を感じる店舗は細い道の角にあります。
開店時間直後ということもあり、まだお客さんの姿は見えませんでした。
店内に入ると壁に貼ってある大きなメニューが目に飛び込んできます。
記入式の注文表はなく、口頭注文です。
看板メニューは「清燉牛肉麺(140元)」と「紅焼牛肉麺(140元)」。
「紅焼牛肉麺」は台湾独特の風味とスパイシーさがあり、少しこってりしているそうです。
朝ごはんにはさっぱり系の「清燉牛肉麺」が良さそうなので、事前に紙に書いてきたメモを渡して注文しました。
小さな店内の奥に小さな厨房があります。お店の方も朝ごはん中でした。
しばらく店内を見まわしていると、牛肉麺が運ばれてきました。
支払はこのタイミングです。牛肉麺を持ってきてくれた店員さんに支払をしました。
清燉牛肉麺 140元
チャーシューのような厚さがある柔らかくて食べやすい牛肉がたっぷりのっています。
スープは牛の出汁がきいたさっぱりとした味わいで、油っぽさはありません。
麺はうどんに近く、固めの太麺。かなり麺が入っていて、ボリュームがあります。
卓上には色々な調味料が並びます。味を変えながら楽しむことができます。
一番気になったのはこの黒い豆で、蓋を開けると香りがひろがります。
どうやって食べるのかな?と思っていたら、壁に日本語のメッセージを見つけました。
牛肉麺に入れた場合の食べ方
一口スープを飲み、
肉一切れを3回ほど噛み、
さらに黒豆を3回同じように噛んでみてください。
このようにご堪能ください。
他の場所に貼ってあった漢字(中国語)の説明は逆の順番(黒豆→肉→スープ)に思えました。黒豆と肉とスープを一緒にいただきます。
豆鼓を入れることで独特な風味が増し、味に深みが出て美味しくなりました。
ごちそうさまでした。
朝ごはんとしては少し量が多く感じましたが、卓上の調味料で味を変えながら完食しました。
帰るころには出勤前の方やラフな格好をした方などが次々ときて、店内は混み合い始めました。
外に立てかけてあるテーブルや椅子を昼間にはこの細い道に広げ、席数を増やして営業する人気店です。朝は並ばずに入れ、狙い目なのかもしれません。
ミシュランガイド 台北2018 ビブグルマン
劉山東牛肉麺(Liu Shandong Beef Noodles)は「ミシュランガイド 台北2018」ビブグルマン(低価格で高品質な料理を提供する店)のひとつに選ばれたそうです。
劉山東牛肉麺(公式FB)8:00~20:00/日曜定休
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