2026年7月、山口県と福岡県に行ってきました。
秋芳洞(あきよしどう)
秋芳洞は、山口県美祢市にある日本最大級の鍾乳洞で、国の特別天然記念物に指定されています。
総延長は約11kmにも及び、そのうち約1kmが観光コースとして公開されています。長い年月をかけて自然がつくり出した幻想的な景観が続き、まるで別世界を歩いているような感覚を味わえます。
エレベーター入口
入口から全体の2/3ほど進むと、黒谷支洞の奥にある「黒谷口」と「エレベーター入口」の分岐点があります。

エレベーターで地上へ出ると、秋芳洞の上に広がる秋吉台のカルスト台地を見学できます。秋吉台まで徒歩で10分ほどです。

エレベーターは2基あり、約80m上昇すると地上へ出ます。
エレベーター乗り場にはベンチも用意されていて、休憩しながら待つことができます。

エレベーターに乗り込むと、内部はサンリオの人気キャラクター「シナモロール」でいっぱいでした。
シナモロールは、美祢市の応援キャラクターとして活躍しています。


いったん洞外へ出ても、見学当日の観覧券を提示すれば再入洞できます。

秋芳洞には、この「エレベーター入口」、黒谷支洞の奥にある「黒谷入口」、正面入口の3つの出入口があります。

秋吉台国定公園
山口県美祢市にある「秋吉台国定公園」は、日本最大規模のカルスト地形が広がる場所です。
約3億5千万年前に南方の海でサンゴ礁として生まれた石灰岩が、長い年月をかけて雨水に浸食され、現在の雄大なカルスト台地が形づくられました。


展望台までの道は、一本道なので迷うことはありませんが、ずっと上り坂が続きます。
訪れたときは木陰はあるものの暑くて、10分ほど歩いただけで汗だくになりました。

坂を上りきると、秋吉台カルスト展望台が見えてきます。
訪問時は改修工事中で、残念ながら中に入ることはできませんでした。


見渡す限り青い空と美しい緑がひろがり、圧巻の景色でした。
羊の群れのように地面から顔を出す無数の石灰岩。これらは地下に埋もれていた石灰岩がプレート運動で隆起し地上に出てきたもので、海の生物の化石が多く含まれています。


トレッキングコースがあり、台地を歩きながら景色を楽しむことができます。
日陰もほとんどないため、この日は立っているだけで汗が噴き出すほどの暑さ。あまりの暑さに、トレッキングはせず見学だけにしました。
Karstar(カルスター)
カルスト展望台の横には、Mine秋吉台ジオパークセンター「Karstar(カルスター)」があります。
「Karstar(カルスター)」は、Karst(カルスト) + Star(星) を合わせた造語だそうです。

広々とした館内には、ジオパークの情報発信を行う観光案内所、コーヒースタンドのほか、ゆっくり休憩できるスペースもあります。

今回は、梨カステラとシャーベット(小野茶・梨)を選びました。
山口県の特産品である梨と、宇部市の銘茶「小野茶(おのちゃ)」。梨カステラは梨の風味が感じられる初めての味でした。

暑いこの日は、室内の窓際の席が大人気でした。ガラス張りの窓からは秋吉台の絶景を一望でき、テラス席もあります。目の前に広がる大迫力のパノラマビューを眺めながら、ゆっくり休憩できます。


休憩後は来た道を歩き、「エレベーター入口」から秋芳洞の洞内へ戻りました。
外の暑さから一転、洞内に入るとまた涼しく感じます。
そのまま洞内を歩き、正面入口まで戻りました。
秋吉台からバス移動もできます
中国JRバスの「秋芳洞循環バス」を利用して、秋吉台のバス停から秋芳洞正面入口や黒谷口方面へ向かうこともできます。
ただし、バスは土日祝日・夏季・年末のみの運行です。夏季以外の平日は運行していないため、利用する場合は事前に運行日の確認が必要です。秋吉台のバス停は、秋吉台カルスト展望台から少し離れたところにあります。
ユネスコ世界ジオパーク認定
ユネスコ世界ジオパークは、地球の成り立ちや地質、自然、文化などを学びながら、その地域の魅力を楽しめる場所です。国際的に価値のある貴重な地質遺産を守りながら、教育や観光、地域振興につなげることを目的としています。
ユネスコ世界ジオパークは、2026年7月24日現在、51か国・241地域が認定されています。そのうち日本には11地域(日本ジオパーク委員会)があり、山口県のMine秋吉台もその一つです。2026年4月に正式認定されました。


秋吉台カルスト展望台(公式HP)



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