2023年7月 三重県 伊勢・鳥羽へ行ってきました。
お伊勢参りは外宮から
伊勢神宮の参拝は、祭事が外宮から行われるのにならい、外宮から内宮の順にお参りするのがならわしです。
伊勢市駅から伊勢神宮 外宮「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)公式HP」の入口までは、徒歩5~6分ほどで行くことができます。
伊勢市駅前には鳥居があります。
この鳥居を抜けた真っ直ぐの通りが、伊勢神宮へ続く「外宮参道(公式HP)」です。
東京駅から伊勢市駅への行き方
豊受大神宮(外宮)
伊勢神宮の外宮のご祭神には豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています。
豊受大御神は内宮の天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお食事を司る食物の神、御饌都神(みけつかみ)であり、衣食住、産業の守り神でもあります。
外宮参拝の日の朝食は、御饌の朝かゆをいただきました。
外宮のモデルコース
伊勢神宮の公式サイトでは、外宮のモデルコースが紹介されています。
今回は外宮の代表的な場所を巡りました。
火除橋
神域の入口には防火のためにつくられた堀川が流れており、その上に「火除橋(ひよけばし)」がかけられています。
外宮には火除橋が2つあります。
こちらは「表参道火除橋」とも呼ばれています。
⼿⽔舎
参拝の前にお清めをします。
緑の樹々に囲まれた鳥居をくぐり、道なりに進んでいきます。
緑に囲まれた参道は厳かで、とても静かです。
外宮神楽殿
鳥居を抜けると右側に銅板葺(どうばんぶき)の建物があります。
この神楽殿では、ご祈祷、お神札、お守り、御朱印などをいただくことができます。
この外宮神楽殿、または内宮の神楽殿でご祈祷を受けることができます。
御神楽(おかぐら)は、神様へ食事をお供えし、祝詞の奏上をする御饌(みけ)に加えて、雅楽の調べと共に雅な舞を奉納するご祈祷のことです(公式HP:御神楽の種別と舞)。
三ツ石
結界が張られ、守られているこの石積みは「三ツ石」と呼ばれています。
式年遷宮の際、この石の前で川原大祓(かわらおおはらい)が行われ、正殿の内外をお飾りする品々や調度品、奉仕員を祓い清めます。
三ツ石の前に古殿地と正宮があります。
古殿地(こでんち)
正宮と同じ広さがあり、前回の遷宮まで御殿が立っていた場所です。
式年遷宮(公式HP)は20年に一度行われ、次回は2033年に予定されています。
2023年時点では、古殿地は正宮の手前にあり、奥に正宮が見えています。
正宮 豊受大神宮
伊勢神宮の外宮のご祭神には豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています。
豊受大御神は内宮の天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお食事を司る食物の神、御饌都神(みけつかみ)であり、衣食住、産業の守り神でもあります。
別宮へ参拝するため、来た道を少し戻り、98段あるという石段を上った小高い丘の上に向かいます。
別宮 多賀宮
荒々しく顕著なご神威をあらわす御魂の働きを荒御魂(あらみたま)と称えます。
この多賀宮(たかのみや)は、豊受大御神の「荒御魂」をお祀りしています。4つある外宮の別宮の中で最高位とされています。
別宮 土宮
土宮(つちのみや)は、外宮所在地・山田の原の地主の神である大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)をお祀りしています。
別宮で唯一、東を向いています。
別宮 風宮
風宮(かぜのみや)は、風雨を司る神とされる級長津彦命と級長戸辺命(しなつひこのみこと、しなとべのみこと)をお祀りしています。内宮別宮の風日祈宮と同じご祭神です。
早朝に参拝したので、人も少なく、厳かな雰囲気を充分に味わうことが出来ました。
別宮 月夜見宮(つきよみのみや)
近鉄伊勢市駅、JR伊勢市駅より徒歩10分弱の市街地に鎮座する別宮です。
せんぐう館
外宮入口(⼿⽔舎)近くまで戻ってきました。
せんぐう館は、伊勢神宮にある博物館(公式HP)です。博物館前にはベンチが置かれており、無料の休憩所になっています。
伊勢神宮 外宮から内宮へバス移動
伊勢神宮 外宮から内宮へは、路線バスで移動しました。
らくらく伊勢もうで
伊勢神宮へのバスの運行状況、リアルタイムでの混雑状況など、伊勢神宮参拝の際に便利なサイトです。
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