2015年12月 滞在していた熊本から日帰りで長崎県雲仙へ行ってきました。
雲仙観光ホテル
今回の日帰り旅行で一番楽しみにしていた雲仙観光ホテル。
建物・内装・ランチ・お風呂、すべてを満喫し、次は雲仙地獄を見学します。
- 雲仙観光ホテル(長崎県雲仙市のクラシックホテル)の外観
- 雲仙観光ホテル(長崎県雲仙市のクラシックホテル)の撞球/図書室
- 雲仙観光ホテル(長崎県雲仙市のクラシックホテル)の客室前
- 雲仙観光ホテル(長崎県雲仙市のクラシックホテル)でランチ
- 雲仙観光ホテル(長崎県雲仙市のクラシックホテル)で温泉
雲仙地獄めぐり
周囲には硫黄の臭いが立ち込め、真っ白な煙が上がっています。
白さであまりよく見えませんが、後ろに建っているのは九州ホテルです。
九州ホテルのお風呂からはこの雲仙地獄が一望できるようです。
清七地獄
キリシタン禁制の時代、この雲仙で信者の処刑が行われていたそうです。
清七という信者が処刑され、その時に噴き出したと伝えられる清七地獄。
雲仙地獄は猫の楽園でもありました。
地熱で地面が温かいようで、地獄で暖をとっている猫たちに出会えます。
雲仙地獄は遊歩道が完備されているので、安心して見学できます。
お糸地獄
明治初期の頃、裕福な生活を送っていたお糸が密通をした上に夫を殺害。
そのお糸が処刑され、その時に噴き出したと伝えられるお糸地獄。
「家庭を乱すと地獄に落ちる」という戒めも込めてつけられた名前なのだそうです。
ここはたくさん煙が噴き出しているようで、一層真っ白な光景でした。
真っ白な煙はほとんどが水蒸気だそうですが、強い硫黄の臭いがします。
周りの岩も白っぽく変色しています。
ところどころに湯だまり(小さな池)があり、ボコボコと音をたてて温泉が湧いています。
各旅館に温泉を引く黒いパイプが見えます。
雲仙観光ホテルの温泉はお糸地獄から引いてるそうです。
大叫喚地獄
白い噴煙とゴウゴウと音を立てる大叫喚地獄。
地獄に落ちていく亡者の絶叫のように聞こえることからつけられた名前だそうです。
紅葉が終わり、年末前のこの時期はオフシーズンだそうで、観光客も少なくゆっくり見学できました。
苔むした欄干に小さな小さな赤い花のようなものがたくさんついていました。
調べると「コアカミゴケ」でした。苔という名前がついていますが菌類の仲間で、赤い花のようなものは繁殖用の「子のう胞子」が入っているのだそうです。
地獄でにゃんこ
冬でも地熱の床暖房がきいた雲仙地獄ではにゃんこと会えます。
枯れた枝を猫じゃらしにして遊んできました。
雲仙地獄(見学無料)
2017年12月1日からの雲仙長崎オーシャン観光バスの運休に伴い、この日帰りバス旅も当面の間催行休止しています。
16:25発 オーシャン観光バス
16:25発の「オーシャン観光バス」 熊本交通センター行きに乗り、来たルートを戻り熊本へ向かいます。
観光バスの停留所は九州ホテル前(2015年12月時点)でした。
まとめ
初めての長崎県雲仙温泉。
雲仙地獄の見学と以前から建築を見てみたいと思っていた雲仙観光ホテルへ行くことができました。
12月上旬の閑散期ということもあり、ゆっくりとのんびりと貸し切り状態で、贅沢な時間を過ごしました。とても素敵なホテルだったので、いつか今度は宿泊してみたいと思います。
投稿時より約1年前の旅行記のため、情報に変更のある可能性があります。
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