2019年12月、大分県竹田市と熊本県熊本市へ行ってきました。
阿蘇神社とは
阿蘇神社(公式HP)は熊本県阿蘇市にある神社で、全国に約500社ある「阿蘇神社」の総本社です。
阿蘇十二明神と呼ばれる12柱の神をお祀りしています。
阿蘇神社への行き方
豊肥本線 宮地駅から徒歩15分ほどの場所にあります。
阿蘇神社
阿蘇神社は、2016年の熊本地震で楼門・拝殿が倒壊するなどの甚大な被害を受け、現在復旧工事が進められています。
「日本三大楼門」の一つで、高さ21mもあった楼門は、甚大な被害を受け解体されました。
日本三大楼門とは「阿蘇神社」、茨城県の「鹿島神宮(かしまじんぐう)」、福岡県の「筥崎宮(はこざきぐう)」の三社です。
以前は楼門を通り、拝殿へ向かっていた参拝順路も現在は変更されています。
現在の参拝順路沿いにある重要文化財「還御門(かんぎょもん/1849年創建)」。こちらも部分的に解体修理中です。
この門前町通り一帯は湧き水に恵まれており、水が出る基(もと)という意の「水基(みずき)」と呼ばれる水飲み場が20ヶ所ほどあります。
阿蘇神社にある「神の泉」もその一つで、昔から不老長寿のご神水として崇められています。
こちらの入口から境内へ入ります。
境内に入ると右側に御札所があります。阿蘇神社は有名な厄除け、縁結びの神様です。
本殿に向かうと仮の参拝所が設けられています。
復旧作業中で社殿は透明な柵で囲まれ、近づくことはできませんでした。
災害復旧事業
2016年の熊本地震以前の阿蘇神社の様子です。
境内の社殿は、ほぼすべてが甚大な被害を受けました。
参拝所からも現在の状況を見ることができました。
楼門側を見ると、奥に重要文化財「神幸門(みゆきもん/1849年創建)」が見えます。
神殿前にあった拝殿は解体され、現在はありません。
写真手前が「一の神殿(1840年創建)」、奥が「二の神殿(1842年創建)」、一の神殿の奥に「三の神殿(1843年創建)」があります。
着々と復旧工事が進められています。
拝殿は2021年、楼門は2023年度完成の予定だそうです(公式HP:復旧現況図)。
阿蘇神社(公式HP)
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