2018年09月、シンガポールに5泊6日(機内泊含) で行ってきました。
ラクサ (Laksa)とは
ラクサはシンガポールやマレーシアなどを中心に東南アジアで食される麺料理です。
魚やエビからとった海鮮の出汁にココナッツミルクと独特の香辛料で味付けしたスパイシーなスープ、太めの米麺が入っています。地域ごとに「ご当地ラクサ」があり、風味や具材などが違うそうです。
カトン地区はニョニャ料理(プラナカン料理)を代表する「カトンラクサ」の激戦区としても有名です。カトンのラクサは麺が短めにカットされているのが特徴で、箸を使わずレンゲだけでいただけるそうです。
カトン地区への行き方
カトン地区はMRT駅からかなり離れていて、(CC9)(EW8)Paya Lebar/パヤ・レバー駅から歩くと約30分もかかります。
カトン地区へは、タクシーや路線バスを利用すると便利です。
市内から路線バスでROXY SQUARE周辺へ来る場合は10・10e・12・14・14e・32・40・47番のバスで「Opp Roxy Sq」下車です。
ROXY SQUARE
プラナカン建築(Peranakan Houses)を見学したあと、歩いてROXY SQUAREに来ました。
カトンの有名店で美味しいと言われるラクサを食べに来ました。
看板「SQUARE」の下にあるエスカレーターとお店の間の道へ入ります。
ガラスのドアから中へ入ります。
長い通路に沿って、お店が並んでいます。お客さんは地元の方が多いようです。
マリン・パレード・ラクサ(Marine Parade Laksa)
ラクサの有名店「マリン・パレード・ラクサ」は一番手前の出入口に近いところにあります。
カトンで50年以上の歴史を誇る老舗で、シンガポール内にこの1店舗しかありません。
お店の方に撮らせてくださいとお願いして、手元の写真を撮りました。
カウンターには財源がどんどん広がり、財運が上がるという意味の「財源廣進」を持つ神様がいます。
メニューはラクサ1種類のみなので、注文はサイズを言うだけで大丈夫です。
料金はショーケースに貼ってあります。
ここで食べる場合は(S) SG$4.50(M)SG$5.50(L)SG$6.50、持ち帰りの場合はそれぞれにSG$0.5が加算されます。
Sサイズを2つお願いしました。
大きな釜からスープをたっぷりと注いでくれます。
カトンラクサ(Sサイズ)SG$4.50
カトンラクサは麺が短いので、レンゲで麺とスープを一緒にすくうと聞いていたのですが、きちんと箸がついてきました。
スープは海老の味が強い出汁にココナツミルクのまろやかさが加わり、濃厚でクリーミーです。今まで食べたことのあるカレー風味のラクサとは全く違う味でした。
基本の辛味は弱めなので、椀のふちにあるチリペーストで好みに調整できます。短めの麺も食べやすく、初めてラクサが美味しいと思いました。
シンガポールホーカーの衛生基準
隣の雲呑麺のお店を良く見ると緑に青文字の「B」のステッカーが貼ってあります。マリン・パレード・ラクサにも同じ「B」のステッカーが壁に貼ってありました。
これはホーカーなどで良くみかけるシンガポール政府の衛生基準検査の結果を表示したものです。
Aランク(優良店舗)からEランク(不合格=営業不可)まで分類されています。衛生面が気になる場合には一つの指針になるかと思います。
328 カトンラクサ(328 Katon Laksa)
マリン・パレード・ラクサのあるROXY SQUARE前の大通り(East Coast Road)を挟んだ反対側にラクサの有名店「328カトンラクサ」があります。
シンガポール郊外にいくつか支店があり、マリン・パレード・ラクサとはだいぶ味が違うそうです。次回行ってみたいと思います。
カトン地区(ROXY SQUARE)から路線バスで市内へ戻ります。
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