2019年7月 ベトナム・ホーチミン/ニャチャンへ行って来ました。
タンディン教会(Nhà thờ Tân Định)への行き方
フォトスポットとして有名になったホーチミン3区にあるタンディン教会。
ホーチミンで宿泊していたホテルや観光地から少し離れているため、路線バスで来ました。
ローカルな雰囲気のある通りに突如として現れるピンクの教会はとてもインパクトがあります。
タンディン教会(Nhà thờ Tân Định)内へ
小さな入口から自由に教会敷地内へ入り、外観を見学することができます。
SNS等で人気が出て観光客が増えすぎてしまったため、観光客が自由に歩き回れる範囲は制限されています。
入口を入ると奥に両手を広げた大きなキリスト像がみえます。
キリスト像前も柵で区切られていて、柵の前までは近づくことができました。
教会を挟んだ反対側、教会を背にして左側の奥にはマリア像があります。
やわらかい色合いの優しいマリア像です。
タンディン教会(Nhà thờ Tân Định)
タンディン教会は、ホーチミンでサイゴン大教会に次いで2番目に大きい教会です。
教会敷地内から建物全体を写すのは難しく、広角カメラで撮影しました。
通常のカメラで教会全体を撮るには、通りの向こう側からでないと難しいと思いますが、交通量が多いので車やバイクが一緒に写り込んでしまいます。
タンディン教会は1876年フランス統治時代に建てられた歴史のある教会です。
建物全体はゴシック様式ですが、装飾にはゴシック以外の要素もあります。
中央の大きな時計はオメガΩ製です。この写真ではよく見えませんが、文字盤の12時(XII)の下にはハートと十字架の模様が入っているそうです。
正面から見た全体です。青空に左右対称のピンク色の教会が映えています。
正面のアーチ内部もすべてピンク色です。
観光客は教会内部へ入場できません。
ミサの時間(Weekdays: 5:00, 6:15, 17:30, 19:00/Sunday: 5:00, 6:15, 7:30, 9:00, 16:00, 17:30, 19:00)に入場できる場合があるそうです。
建物の左側(入口の反対側)から撮影しました。
小尖塔(ピナクル)がいくつも建ち、お城のようだと言われるのもわかる気がします。
魚鱗タイルがあしらわれたドーム型の小塔(タレット)の上にも小尖塔があり、天使像が納められています。
ステンドグラス
ドアの上の窓はステンドグラスで飾られています。
近くからみると手をあげているキリストだということがわかります。
こちら側のドアは封鎖されていて内部が見えないので、反対側へ行ってみます。
入口側のドアは開いていて、先ほどのステンドグラスが遠くに見えます。
距離があり暗いのではっきりと撮影することはできませんでしたが、色が美しいステンドグラスです。
このドアからは教会内部を見ることができます。
以前は教会内部も薄いピンク色だったそうですが、現在は白色に塗られています。
タンディン教会の周辺
タンディン教会を出ると交通量の多い道路に出ます。
教会前には観光客を待つタクシーが何台か止まっていました。
少し歩くと緑色の建物のカフェ「Cộng Cà Phê(公式HP)」があります。
個性的なメニューをレトロな雰囲気の店舗で楽しむハノイ発祥のカフェ・チェーンで、ホーチミン市内に何店舗かあります。滞在中に行きたかったカフェの1つでしたが、機会がなくて立ち寄れませんでした。
さらに歩くと左側にはアオザイ屋さんが並び、右側には不思議な形の建物が見えてきました。
タンディン市場(Chợ Tân Định)
タンディン市場(Chợ Tân Định)です。
観光客にも有名なベンタイン市場(Chợ Bến Thành)に比べ、ローカルな市場だそうです。
たくさんの車とバイクが行き交い、活気のあるタンディン市場は布製品(衣料品)を多く扱う市場だそうです。周りにアオザイのお店が並んでいたのも納得がいきました。
タンディン教会まで戻り、教会前にある「Chợ Tân Định(チョータンディン)バス停」からホテル方面へ戻ります。
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