2024年4月、大阪・奈良へ行って来ました。
新大阪駅から近鉄奈良駅(A28)へ
宿泊先の新大阪駅から奈良へ電車で移動します。
昨年同様、電車移動のお得なきっぷを利用しました。
奈良の郷土料理:名物 柿の葉すし とは
柿の葉すし(かきのはすし)は、押し寿司の一種で、奈良県で古くから親しまれている郷土料理です。
塩で締めたサバを酢飯と一緒に柿の葉で包んだのが始まりだそうで、魚が貴重な内陸部では祭りのご馳走として伝わります。
「柿の葉すし」は、つくってから一晩おくことで、柿の葉の香りと具材の旨みが酢飯に移り、独特の風味が出て美味しくなります。
柿の葉すし本舗たなか なら本店
明治後期に食堂として創業、昭和48年に専門店として設立された「柿の葉すし本舗 たなか(公式HP)」は、近鉄奈良駅からすぐのところにあります。
なら本店には、名物の柿の葉すしが味わえる「柿の葉茶屋(公式HP)」を併設してしています。
こじんまりとした茶屋は満席でした。待ち合い席で温かいお茶をいただいて、少し待ちました。
メニュー
下記のセットメニューのほか、単品メニューもありました。
- 柿の葉すし 5種セット(さば・さけ・たい・えび・山菜・吸物)
- 味景色(柿の葉すし(さば)・あなごすし・べにとろすし・巻すし・吸物)
ちょうど目の前で「味景色」が完売しました。
単品も完売しているものがありました。
柿の葉すし5種セット(吸物付)
代表的な柿の葉すし5種類(さば・さけ・たい・えび・山菜)のセットです。
初めての「柿の葉すし」、とても美味しくいただきました。
見た目もきれいで、取り分けも持ち運びもしやすそうです。
きれいに巻かれた柿の葉を開くと、一口サイズの押し寿司が現れます。
季節限定の「山菜」は、山菜が混ぜられた酢飯にちりめんじゃこがのっていました。
一般的な鮭の押し寿司はスモークされている印象があったのですが、「柿の葉すし」はスモークされていません。
「たい」が好みでした。
鯛のお寿司は贈り物にも良さそうですね。
柿の葉すしのルーツである「さば」が好みでした。
単品で「いなりすし」を追加しました。
柿の葉すしにはない、甘味のある味付けが対照的で美味しかったです。
柿の葉について
柿の葉は5月ごろの新緑の季節に1年間分がまとめて収穫され、塩漬けにして保存されます。
塩抜きをした葉を柿の葉すしに使用しています。緑色が鮮やかな柿の葉にはタンニンが多く含まれており、抗菌・抗酸化、保存性を高める効果があるとされています。
柿の葉すし たなか オンラインショップ
「送れるおすし」として関西を中心に慣れ親しまれてきた柿の葉すし。お取り寄せができます。
一晩寝かせることで味がなじむので、届いた時が食べ頃になります。消費期限は製造日を含む3日目の20時までです。
オンラインで買えるお寿司。
食べきれなくても翌日まで食べられます。
柿の葉すし本舗 たなか なら本店(公式HP)
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