2023年3月、大阪・奈良へ行って来ました。
奈良半日観光ルート
今回は半日ほどの時間で、奈良の良いところを見てまわれる観光ルートを考えました。
奈良での観光は徒歩移動が多くなるので、時間短縮・体力温存のため、近鉄奈良駅から春日大社までの上り坂を路線バスで一気に移動します。
春日大社から下記地図の経路に沿って、徒歩で観光することにしました。
実際に春日大社から東大寺へ行くこのルートを歩きました。
下り坂が多めで歩きやすかったです。逆回りをすると上り坂が多くなると思います。
正直、この半日ルートは急ぎ足の観光になりました。
もう少し時間に余裕があると良いかもしれません。
「春日荷茶屋(かすがにないぢゃや 公式HP)」でお昼をいただいたあと、春日大社へ向かいました。
春日大社
春日大社(公式HP)は、奈良時代神護景雲2年(768年)に平城京の守護、日本の国の繁栄と国民の幸せを祈願するために創建されました。
境内には平安時代より奉納が始まった約3000基の燈籠があります。
二之鳥居
春日大社の世界遺産碑の隣に「二之鳥居」があります。
春日大社は1998年(平成10年)に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されました。
一之鳥居
平安中期頃の創建とされ、現在の高さ7.75mの大鳥居は寛永11年(1638)に再建されたものです。古くは春日大社と興福寺旧境内との境に立つ結界としての役割を持っていました。
時間と体力に余裕があれば、ここから春日大社の参拝を始めるのも良いと思います。
春日大社の主祭神である武甕槌命(建御雷神/たけみかづち)が、常陸国(茨城県鹿島)から御蓋山へお越しになる際、白鹿にお乗りになって来られたことから、神の使いとして大切に扱われるようになりました。
公式HP: 御本殿(回廊内)地図
春日大社 南門
本殿へ向かう参道の終点に春日大社最大の楼門「南門」があります。
高さが12mあり、現在の春日大社「正門」です。
幣殿(へいでん)舞殿(ぶでん)
御本殿前にある中門での参拝、回廊の釣燈籠などの拝観ができる特別参拝があります。
残念ながらこの日は、年間80日ほどある特別参拝ができない日(公式HP:拝観基本情報)だったため、幣殿・舞殿前に設けられた参拝所までしか入れませんでした。
直会殿(なおらいでん)
素木造(しらきづくり)の「直会殿(なおらいでん)」。
法要や儀式が行われる大きな建物で、8間(約15m)の長さがあります。釣燈籠が美しいです。
内侍門 (ないしもん)
内侍門は西回廊にある三つの門の中で北側にある門です。
この門からは、朱塗の校倉造の「宝庫(左)」と御神前で奉仕をする内侍(女性)が控えていた「内侍殿(右)」が見えます。このさらに奥に御本殿があります。
春日大社の特別参拝が出来ず、残念でした。また来る目的ができました
若草山(三笠山)
春日大社 内侍門から5分ほど歩くと、左側に食事処 ゆうすい(公式HP)が見えてきます。
この交差点付近までが春日大社の広い境内です。石階段を上り、若草山のふもとへ向かいます。
通りの左側には旅館やお土産屋さん、ご飯屋さんなどが並びます。結婚式場もあるそうです。
通りの右側の斜面が「若草山(わかくさやま 公式HP)」です。
標高342mの芝生に覆われた低くなだらかな山は、3つの笠を重ねたように見えることから、別名「三笠山」とも呼ばれています。
3月第3土曜日から12月第2日曜日(午前9時~午後5時)の間、入山できます。
山頂まで30分~40分位で歩けるハイキングコースだそうです。山頂からは奈良の景観を眺めることができます。
文明堂の定番どら焼き「三笠山」。
名前の由来はこの三笠山(若草山)に関係してるそうですね。
春日大社から若草山山麓を歩き、東大寺 二月堂(公式HP)へ向かいました。
コメント