【割引クーポンあり】SOUNDPEATS Chasers オープンイヤー型 ワイヤレスイヤホン：満足感、期待以上

近年、ワイヤレスイヤホン市場では「オープンイヤー型」という新しいカテゴリーが注目を集めています。従来の「カナル型」や「インイヤー型」とは異なり、耳の穴を塞がない設計で、音楽を楽しみながらも周囲の音を聞き取れるという特徴があります。今回レビューする「SOUNDPEATS Chasers」は、そんなオープンイヤー型イヤホンの中でも、ハイレゾ音質・快適性・長時間再生・防水性、すべてを兼ね備え、コストパフォーマンスが高い一台に仕上がっています。

SOUNDPEATS Chasers オープンイヤー型 ワイヤレスイヤホンの特徴

SOUNDPEATS Chasers（読み方：サウンドピーツ チェイサーズ）（公式HP）の特徴は以下のとおりです。

付属品と同梱品

カラーは「ブラック」のみが発表されています。

箱の左下にある金色の「Hi-Res AUDIO WIRELESS」 ロゴは、日本オーディオ協会のハイレゾ認証です。LDACコーデックに対応しているロゴも表記されています。
全国の有力販売店とオーディオ評論家による厳正な審査を経て選ばれる「VGP2025」において、この製品SOUNDPEATS Chasersは「イヤホン／ヘッドホン」カテゴリーの「Bluetoothフロート型イヤホン／左右独立型（1万円未満）」で金賞を受賞しました。

必要最小限の同梱物で構成されています。

機能チェック

充電ケース

ポケットに収まるコンパクトな充電ケースには、中央にSOUNDPEATSの「S」エンブレムがあしらわれています。
ケースを片手で開けることは難しい設計のため、ポケットやカバンの中で不意に開いてしまう心配はほとんどないと思います。
充電ケースとイヤホンを合わせた重さは約80gです。

充電はUSB-Cケーブルを使用し、イヤホン本体のフル充電には約1.5時間かかります。
わずか10分の充電で約1.5時間の再生が可能で、充電ケースを併用すれば最大35時間の連続再生が楽しめます。
ケース前面にあるボタンは、ペアリングやリセット時に長押しして使用します。

イヤホン

充電ケースの蓋を開くと平らに左右のイヤホンが収納されています。
イヤホンのスピーカー側にマグネットがついており、ケースに固定されています。

SOUNDPEATS Chasersの最大の特長は、耳を塞がない快適な着け心地です。イヤーフックには、柔らかく肌にやさしい液体シリコンが採用されています。

形状記憶合金入りイヤーフックは、長時間でもストレスのない装着感で、メガネやマスクの邪魔にもなりません。
カナル型イヤホンにありがちな「蒸れ」や「圧迫感」、「痛み」から完全に解放されます。

操作は左右のイヤホンの太くなっている場所（スピーカーの外側）にあるタッチパネルで行います。感度が高く、反応も良好です。

マルチポイント

マルチポイント機能に対応しています。
これは1つのワイヤレスイヤホンに対して、パソコンやスマートフォンなどの複数の機器へ接続できる機能です。

SOUNDPEATS Chasersは2台の機器に接続可能です。再生は1台で、同時再生はできません。
また、マルチポイント接続時にLDACは使用できません。

サイズ比較

普段使っているApple AirPods Pro（第2世代） カナル型とサイズ比較します。
オープンイヤー型は、構造上カナル型より少し大きめのデザインになることが多いです。

• 充電ケース
  • AirPods Pro（第2世代） ： 約61g
  • SOUNDPEATS Chasers　： 約80g

• イヤホン
  • AirPods Pro（第2世代） ： 約5g
  • SOUNDPEATS Chasers　： 約9.5g

まとめ

かつてオープンイヤー型イヤホンが登場した当初に他社製品を使用したことがありましたが、正直なところ期待していたほどの音質や使用感ではなく、自分には合わないと感じて長らく使用を控えていました。

しかし、今回あらためてこの製品「SOUNDPEATS Chasers」を試してみたところ、想像を超える進化を感じました。
音質・装着感ともに満足度が高く、価格も非常に抑えられていてコストパフォーマンスにも優れています。
過去の印象を覆すような、使いやすく魅力的なイヤホンに仕上がっていると感じました。

使用感

• イヤーフック部分は非常に柔軟性のあるシリコン素材で構成されており、長時間の使用でも耳が痛くなりにくい快適な装着感です。メガネを掛けた状態で利用しても邪魔になりません。
• 静かな場所は屋内では、音楽再生や動画視聴、リモート会議等で安心して使用できました。
• 軽い運動時でもしっかりと耳にフィットし、外れることなく使用できました。

良いところ

• オープンイヤーならではの快適さと安全性
  • テレワーク中に宅配のインターホンに気付けたり、散歩や家事中でも周囲の音が自然に聞こえるので、日常生活でも安心して使用できる
  • 開放感があり、長時間の使用でも耳が蒸れず快適
• 優れた音質と音漏れの少なさ
  • オープンイヤー型であることを忘れるほど高音質
  • 音漏れが少なく、静かな環境でも安心して使える
• 高い装着性と携帯性
  • 片耳わずか約9.5gで、軽くて疲れにくい
  • 充電ケース込みでも約80gと軽量で持ち運びしやすい
• 長時間再生・急速充電対応
  • イヤホン単体で最大10時間、ケース併用で最大35時間の連続再生
    出先でもバッテリー切れの心配をしなくて大丈夫
  • 約1.5時間でフル充電、10分充電で約1.5時間再生が可能
• 高音質コーデック対応
  • LDAC対応でハイレゾ音源の高精細サウンドが楽しめる
  • iPhoneなどLDAC非対応機種でもAAC対応で良好な音質
• 高コストパフォーマンス
  • 音質・機能・価格のバランスが優れており、非常にコスパが高い

いまいちなところ

• 装着検出機能が非搭載
  • イヤホンを外しても音楽が自動停止しない
    再生を止めるには手動操作、または左右のイヤホンをケースに戻す必要がある
• 急速充電未対応
  • 取扱説明書に充電時には「5V/1Aを超えないように」と注意書きあり
  • USB-A to C ケーブルの使用を推奨
• タッチパネルの感度が良すぎる
  • 装着時や調整時に誤って触れてしまい、意図しない操作が発生することがある
• ケースの質感
  • 表面が指紋にが付きやすく、見た目が気になることがある

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