「64」が「むし」と読めることから、1928年(昭和3年)から6月4日は「虫歯予防デー」と言われています。2013年(平成25年)からは、6月4日~10日までの1週間を「歯と口の健康週間」としています。
電動歯ブラシ
手磨きよりも効果的に歯磨きできる電動歯ブラシ。
最近ではドラッグストアでも手に入るリーズナブルな製品など種類も増え、価格帯も幅広くなりました。
電動歯ブラシの種類
方式 | メリット | デメリット | 代表メーカー | |
---|---|---|---|---|
音波振動式 | 音波速度の振動で磨く | 刺激が少ない 歯や歯ぐきにやさしい |
回転式に比べると 歯垢除去力が弱い |
パナソニック フィリップス |
回転式 | 円状のヘッドが回転して磨く | しっかり磨ける 歯垢除去力が高い |
振動や歯ぐきへの刺激が強い | ブラウン |
Braun Oral-B Smart4000
過去に電動歯ブラシを使い続けられなかった経験があり、初心者なので、ハイスペックではなく、価格が抑えられたモデルを探しました。
磨きモードの切替、アプリが使える、ブラシ付属などを考慮して、「Braun Oral-B Smart4000」を選びました。スタンダードモデルの型落ち版で、Amazonのタイムセールを利用して、Amazonでの通常販売価格よりも40%offで購入しました。
この商品には後継モデルがあります。
アプリ連動、磨きモード、替えブラシ等が不要であれば、価格が抑えられたAmazon.co.jp限定(トラベルケース無し)のシンプルモデルがあります。
内容物一式
箱の中には下記一式が入っていました。
歯ブラシハンドル
電源ボタンを押すことで「1.ホワイトニング、2.やわらかクリーン、3.クリーン」の3種類の磨きモードが切り替わります。
回転式は歯ぐきへの刺激が強いと言われています。この機種は「押し付け防止センサー」がついているので、ブラシ圧が強いと赤く光って通知し、自動的に上下運動を止めてやわらかクリーンモードへ変更します。刺激を抑え優しく磨くことができます。
ブラシヘッド
ブラシは3ヵ月ごとの交換が推奨されています。
オーラルB特有の「丸型ブラシ」には様々な種類があり、このセットには2種類のブラシヘッドが付属しています。
マルチアクションブラシ
オーラルB最高峰のブラシヘッドで、角度のついた毛先が歯垢を浮かせて取り除きます。
やわらか極細毛ブラシ
歯の表面をしっかり磨ける毛先、歯ぐきのキワをやさしく磨けます。
充電器
12時間の充電で14日間使えます(1日2回、各2分の使用の場合)。計算上は月に2回程度の充電で使えることになります。充電器にセットしたままでも過充電の心配はありません。
週に1回、フル充電して使っています。
スマートフォン・ホルダー
アプリを利用するときにスマートフォンを置くスタンドです。角度がついており、歯磨きしながらでも画面が見やすくなっています。水洗いできます。
取扱説明書(保証書付)
取扱説明書と図解のクイックガイドが付属しています。
カバー付きブラシ収納ケース
ブラシヘッドを4本まで収納できるカバー付きのケースです。水洗いできます。
丸い枠に充電器をはめ込み、本体とブラシヘッドを一緒に収納することができます。
アプリ連動
歯医者さん推奨の2分間のブラッシングガイド機能やブラシヘッドの交換時期の通知機能がついています。
適正な歯磨き時間などを教えてくれるだけでなく、歯磨きをした日、時間などの履歴をを記録したり、日々チャレンジしていくことでアプリ内メダルを獲得したりできます。
手磨きのときは「ながら磨き」でだらだらと磨き続けてしまうこともありましたが、アプリ連動することで歯磨きに集中して短時間で終わらせることができるようになったのは意外な効果でした。
アプリは、モチベーションを後押ししてくれるという意味でも面白いと思います。
iOSを利用の場合、Appleヘルスケアにブラッシングデータを同期できます。
磨き残し連動
今回購入した機種にはついていませんが、上位機種にはアプリと連動して磨き残しをお知らせしてくれる機能もあります。
感想(メリット・デメリット)
過去に音波式を利用していたとき、くすぐったさで使い続けられなかったことがあり、それ以来、電動歯ブラシを躊躇していました。
今回は回転式の歯ブラシを選んでみたところ、自分に合ったのか、くすぐったさは感じず問題ありませんでした。
電動歯ブラシは短い時間で、手磨きより簡単で効果的に歯磨きができます。
30秒ごとに振動で通知してくれる機能がありますが、今のところ急かされているような気がしています。うまく磨けるようになるは少し練習して慣れる必要がありそうです。
メリット
- 手磨きより歯垢除去力が高い
- 短時間で効果的な歯磨きができる
- 集中して歯磨きするようになった(結果的に時間短縮になった)
デメリット
- 刺激で歯ぐきを傷つける可能性がある
- ランニングコストが高めになる可能性がある
本体は安くとも、海外製品は交換ブラシが幾分高めなので、ランニングコストは購入前に比較しておくと良いと思います。ブラシは3ヵ月ごとの交換が推奨されています。少し価格が抑えられる並行輸入品もあるようです。
コメント