2018.09 シンガポール旅行記

シンガポール植物園:シンガポール唯一の世界遺産(その2)- シンガポールDay2

シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園 オオトカゲ 2018.09 シンガポール
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2018年09月、シンガポールに5泊6日(機内泊含) で行ってきました。

シンガポールの世界遺産

「シンガポール植物園」はシンガポールの創設者であるトーマス・ラッフルズが1822年に実験植物園として建設したのが始まりと伝わる歴史ある植物園です。
2015年にシンガポール初、シンガポール唯一の世界遺産(文化遺産)として登録されました。

電車(MRT)で行く場合、最寄り駅は(DT9)(CC19)Botanic Gardens/ボタニック・ガーデン駅です。

世界遺産の緩衝地帯(Buffer Zone/バッファゾーン)

厳密にいうと、シンガポール植物園の敷地全てが世界遺産の資産(Property)ではありません。
地図上グレーの部分が世界遺産の資産(Property)で、その他の部分は世界遺産の登録資産を保護するため、資産(Property)周辺に設けられる緩衝地帯(Buffer Zone/バッファゾーン)と呼ばれるエリアです。

世界遺産エリアへ向かいます。シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園 

フレグラント・ガーデン(Fragrant Garden)

開門時間:朝5時 - 夜中12時
香りの庭というだけあり、色々な花の香りがしています。
ポプリに使われるような花が多く、朝と夕方が一番香りの良い時間帯なのだそうです。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園 

カサカサという音がしたので、目をこらして良く見るとリスがいました(写真右端)。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園 

ヒーリング・ガーデン(Healing Garden)

開門時間:朝5時 - 夜7時半/閉門日:火曜日。
東南アジアで伝統的に使用されていた400以上の薬草が植えられた庭です。
皮膚、頭など効能のある部位ごとに分けて植えられていました。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園 

少し日陰で涼もうと園内の緑のベンチに向かいます。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園 

涼んでいる先客がいました。シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園 

オオトカゲ(Monitor Lizards)

植物園の入口に「運が良ければ巨大な爬虫類(Giant Reptiles)に会えるかも」と、オオトカゲ(Monitor Lizards)写真付きのポスターが貼ってありました。
シンガポール植物園には「Malayan Water Monitor ミズオオトカゲ(Varanus salvator)」がいます。
水辺を好む習性があるので、植物園の南側にある「Swan Lake」や中央にある「Symphony Lake」で見かけることが多いようです。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園 オオトカゲ

ヒーリング・ガーデン(Healing Garden)を抜けて歩いていると、カサカサ落ち葉を踏む音が聞こえました。
何気なくそちらの方向を見ると…この後姿が。体長は60~70cmというところでしょうか。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園 オオトカゲ

水辺にも近くない庭の真ん中にいらっしゃいました。意外に優しく可愛らしい顔をしています。
会えるとは思っていなかったので、こちらが驚いてしまいましたが、驚かせないように静かに見守りました。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園 オオトカゲ

スポットライトのような日の光の下までゆっくり歩いてきたあと、ゆっくりと木々の奥へ遠ざかっていきました。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園 オオトカゲ

休憩所

屋外で日差しも強いので、植物園内には涼みながら休憩ができる場所がところどころに設置されています。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園

地図上でシェルター(Shelter)と記載されている休憩所は屋根付きです。
しっかりした造りで、スコールを避けるのに利用できます。炎天下では日差しを避けられるだけでも、涼しく感じます。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園

エボリューション・ガーデン(Evolution Garden)

少し歩くと、今までとは雰囲気の違うエリアに出ました。
古代(地球の始まりから恐竜時代)から今も存在する植物を集めた庭です。岩や木陰が多く、ひんやりと涼しく心地よい場所でした。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園

大きなシダ植物もたくさん見られました。
ここまで来ても広大なシンガポール植物園の半分も回れていません。残りは次回ということにして、来た道を戻ります。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園

カフェ(Bee's Knees at The Garage)

広い園内には飲食ができるお店が点在しています(公式HP:Shop & Dine)。
Evolution Gardenから(DT9)(CC19)Botanic Gardens/ボタニック・ガーデン駅に戻る途中には、カフェ「Bee's Knees at The Garage(公式HP)」があります。
シンガポール 世界遺産 Botanic Gardens  シンガポール植物園

感想:シンガポール植物園

シンガポールにこのような広大な植物園があるとは知りませんでした。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのような近代的な植物園とは違い、開園時間も長く、無料なので、人々の憩いの場としても利用されているのを感じました。

公園面積は63.7ヘクタール、東京ドーム13個分にも相当する広大な敷地内にテーマを設けた小さなガーデンがたくさんあります。全てを見て歩くには1日がかりになりそうな広さです。
一番の見どころはシンガポールの国花である蘭を集めたナショナル・オーキッド・ガーデン(公式HP:National Orchid Garden)だそうですが、今回はその場所までたどり着けませんでした。

今回は広さと暑さで、(DT9)(CC19)Botanic Gardens 駅側の半分程度しか見て歩けませんでした。
次回はバス等でMRT駅とは反対側のゲートから植物園へ入り、残り半分を見て歩きたいと思います。

植物園詳細

  • 名称:Singapore Botanic Gardens (公式HP
  • 住所:1 Cluny Rd, Singapore 259569
  • 開園時間:朝5:00~夜中12:00
  • 定休日:年中無休
  • 入場料:入園無料
    ※園内にあるナショナル・オーキッド・ガーデン(8:30~19:00)のみ有料

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