2015年3月、京都と姫路へ行って来ました。
世界遺産 清水寺
平安京遷都以前からの歴史をもつ清水寺は「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されており、本堂は国宝、その他ほどんどの建物が重要文化財に指定されています。
年3回 春、夏、秋に夜の特別拝観が行われており、この日は春の特別拝観日でした。
仁王門と三重塔
三条からかなり歩き、少し疲れたころに清水寺に到着しました。
仁王門は清水寺の正門です。幅約10メートル、奥行き約5メートル、高さ約14メートルあり、正面左右に鎌倉時代末期の金剛力士(仁王)像が安置されています。
白い法被を着た係員が夜の特別拝観の順路案内をしていました。
西門と三重塔
夜の特別拝観で清水寺は大変混み合っていました。
三重塔は高さ約31メートルの塔で、平安時代初期847年に創建され、1632年に再建されました。
三重塔と隣の経堂(きょうどう)の間から月がみえました。
清水舞台
「清水の舞台から飛び降りる」の語源になった舞台は4階建てのビルに相当する高さ(約12m)があります。
この舞台からは京都市内が一望できます。京都タワーがみえました。
幅は約18m、奥行きが約9mあるこの檜舞台は本来、ご本尊に雅楽や能、狂言、歌舞伎、相撲などの芸能を奉納する場所だそうです。
舞台は「懸造り」「舞台造」という様式で、釘を一本も使わずに組み上げた木造建築です。
修復工事
2017年2月上旬から50年ぶり屋根のふき替え修復工事が始まりました。
修復期間中も拝観は可能でこの舞台への立ち入りは出来ますが、屋根は覆いで隠されるようです。
更に美しくなった清水寺の全景を見られるのは修復完了後の2020年3月以降になります。
清水寺(公式HP)
投稿時より約2年前の旅行記のため、情報に変更のある可能性があります。
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