2016年12月、北陸新幹線に乗って金沢に行って来ました。
ひがし茶屋街からバスで兼六園へ
ひがし茶屋街最寄りのバス停「橋場」から金沢周遊バス右回りに乗り、次の「兼六園下」バス停で下車しました。
バスを降りると金沢城の石川門が見えています。
バス停後ろの坂を上り、まずは兼六園に向かいます。
日本三名園の一つである兼六園はやはり人気の観光スポットです。観光客がたくさんいました。
兼六園
兼六園「桂坂口」から入場します。
早朝~有料開園時間15分前までは無料で開放(詳細:公式HP)しているそうです。
兼六園の入場料は310円ですが、兼六園と文化施設1つに入場できる「兼六園プラスワン利用券」という共通利用券500円(公式HP)を買いました。別々に入場券を購入するより120円お得です。
これを利用して後で金沢城へ行きます。
徽軫灯籠(ことじとうろう)
兼六園と言えば、この景観。有名な徽軫灯籠(ことじとうろう)。
高さ2.67m、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ていることからその名前がついたそうです。
手前の橋は虹橋。ここに立ち、灯籠と一緒に写真を撮ろうとする方々でとても混み合っていました。
記念撮影の方が入れ替わる誰もいない瞬間を撮ることができました。
反対側は眺望台になっています。
兼六園は海抜53mの高台にあり、天気が良ければ遠く日本海まで見渡せるそうです。
残念ながらお天気が悪くなってきましたが、この景色を再度目に焼きつけてから移動します。
唐崎松(からさきのまつ)
枝ぶりの見事な松。
雪で枝が折れることを防ぐために雪吊りが施されていました。緩やかな曲線が美しい冬の風物詩です。
明治紀念之標(めいじきねんのひょう)
西南戦争で戦死した郷土軍人を弔うための忠魂碑と日本武尊像が立っています。
日本武尊像の身長は5.5m、明治13年(1880)日本で最初に建てられた銅像と言われています。
先日偶然TVで見たのですが、 不思議なことにこの銅像には鳥が止まらないのだそうです。銅像の金属成分から鳥が嫌がる微量の電磁波が発生しているからだと考えられているようです。
広い園内には山崎山(やまざきやま)と呼ばれる小さな築山(つきやま)があります。
苔に雪が残っていて風情があります。
成巽閣(せいそんかく)
加賀前田家の奥方のための御殿で、国の重要文化財に指定されています。
年末だったため、閉館していました。兼六園に隣接していますが、入場には別途入場料が必要です(詳細:公式HP)。
霞ヶ池(かすみがいけ)
兼六園で一番大きい霞ヶ池。
先程見た徽軫灯籠側を池の反対側からみたところです。
日本最古の噴水
19世紀中ごろに作られた日本最古の噴水であると言われています。
水源は先程の霞が池で、池との高低差で生じる水圧で噴水しているそうです。
瓢池(ひさごいけ)と翠滝(みどりたき)
この滝も先程の霞ヶ池から流れ出ています。高さ6.6m、幅は1.6mもあるそうです。
兼六園は水がうまく使われていて、落ち着いた雰囲気があります。
瓢池の近くでは修繕が行われていました。
工事用のバリケードは兼六園の徽軫灯籠(ことじとうろう)をかたどったものでした。
瓢池近くにある蓮池門口から兼六園を出ました。
趣のある建物がまっすぐに並ぶ茶店通り(江戸町通り)のお店を眺めながら歩き、入場した桂坂口まで戻ってきました。
隣の金沢城公園に向かいます。
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