2014年7月 ベトナム ・フエへ行って来ました。
フエの建造物群 オプショナルツアー
世界遺産「フエの建造物群」を巡る1日オプショナルツアーに参加しました。
ベトナム最後の王朝 グエン朝王宮跡を見学したあと、フエ最古のお寺に来ました。
ティエンムー寺院(霊姥寺)
1601年に建てられたというフエ最古の寺院「ティエンムー寺院」をお参りします。
レンガ造りの階段の上に高さ21.24mもあるレンガ造りの八角形の塔が見えます。
フォーン川(Perfume River)を見渡す丘の上にあります。
慈悲塔
美しい七層八角形の塔、トゥニャン(慈悲)塔。
内部へ入ることはできませんが、各層には仏像が安置されているそうです。
塔の隣には鐘楼がありました。吊り下げる部分は龍の形をしています。
中国風の門
塔の先には中国の影響を強く受けた立体的な護神像が守る門があります。
強そうな武神たちです。
門を裏側からみたところです。中央から八角形の慈悲塔が少し見えています。
この門の上には天女像が祀られています。
ある日老婆がこの寺の高台に座り、「まもなく支配者が現れ、この地に大きな塔を建てるだろう」と予言したそうです。この老婆は実は人間の姿をした天女だったという伝説があり、ティエンムー寺は天女の寺とも呼ばれています。
本殿
門を抜けると本殿(ダイフン寺 )です。
本殿側から慈悲塔を眺めます。
水色の車
ベトナム戦争中の1963年、この寺の僧侶ティック・クアン・ドックが仏教徒に対する高圧的な政策に対し抗議するためにサイゴンのアメリカ大使館まで向う際に使った車が境内に展示されています。
大使館前で自らガソリンをかぶって焼身自殺(車後方の写真)し、ベトナムだけでなく世界中に衝撃を与えた大きな事件だったそうです。
東側の出入り口から境内をあとにしました。
フォーン川(Perfume River)からボートで移動します。
ティエンムー寺院(Thien Mu Pagoda)
投稿時より約2年前の旅行記のため、情報に変更のある可能性があります。
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