2023年7月 三重県 伊勢・鳥羽へ行ってきました。
お伊勢参りは外宮から
伊勢神宮の参拝は、祭事が外宮から行われるのにならい、外宮から内宮の順にお参りするのがならわしです。
外宮を参拝後、路線バスで内宮に移動しました。
皇大神宮(内宮)
伊勢神宮の内宮「皇大神宮(こうたいじんぐう)公式HP」のご祭神には、天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています。
日本人の総氏神としてあがめられる、日本の守り神である神様です。
内宮のモデルコース
伊勢神宮の公式サイトでは、内宮のモデルコースが紹介されています。
宇治橋の⼤⿃居・宇治橋
五十鈴川にかかる「宇治橋」は、伊勢神宮 内宮の入口です。
日常の世界から神聖な世界を結ぶ架け橋といわれています。
神苑
宇治橋を渡ると、「神苑(しんえん)」美しい芝生と松の庭が続きます。
ここでは春・秋の神楽祭公開舞楽や奉納大相撲の土俵入りも行われます。
今回は広い内宮の中から、モデルコースを参考にして代表的な場所を巡りました。
⼿⽔舎
参拝の前にお清めをします。
御手洗場
手水舎から少し歩くと、五十鈴川に出ます。
古来から五十鈴川は、清めの場として利用されています。御手洗場(みたらし)と呼ばれる石畳の場所があり、手水舎と同じようにお清めができます。
水が澄んでいて、とても綺麗でした。
意外と深さがありそうでした。
手を清めるときは落ちないように気を付けました。
瀧祭神
瀧祭神(たきまつりのかみ)は、御手洗場(みたらし)の近くにあり、五十鈴川を守る水の神様です。
社殿のない神社ですが、別宮と同等に扱われている特別な神社です。
内宮神楽殿
正宮までの参道の中間地点あたりに銅板葺(どうばんぶき)の建物があります。
この神楽殿では、ご祈祷、お神札、お守り、御朱印などをいただくことができます。
この内宮神楽殿、または外宮神楽殿でご祈祷を受けることができます。
御神楽(おかぐら)は、神様へ食事をお供えし、祝詞の奏上をする御饌(みけ)に加えて、雅楽の調べと共に雅な舞を奉納するご祈祷のことです(公式HP:御神楽の種別と舞)。
正宮 皇大神宮
伊勢神宮の内宮の中心となるお宮です。
「皇大神宮(こうたいじんぐう)公式HP」のご祭神には、天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています。
別宮 荒祭宮
荒々しく顕著なご神威をあらわす御魂の働きを荒御魂(あらみたま)と称えます。
この荒祭宮(あらまつりのみや)は、天照大御神の「荒御魂」をお祀りしています。内宮の別宮の中で最高位とされています。
外幣殿
高床式の神明造の建物は、奉られた宝などを収めた建物です。
参道の途中にある石段にひとつ目立つ石がありました。
公式にはこの石が何かは明言されておらず、色々な伝説が生まれているようです。
天から降ってきた石とも
踏んではならない石とも言われています。
御酒殿・由貴御倉
御酒殿(みさかどの)は、お酒の神をお祀りしており、古くはここで神酒を醸造していました。
由貴御倉(ゆきのみくら)では、お供えものや果物などを納めていました。
忌火屋殿・祓所
忌⽕屋殿(いみびでん)は、お供えものを準備する神様の台所です。
忌火屋殿の前庭は、祓所(はらえど)と呼ばれ、お供えものと神職を祓い清めます。
四至神
結界が張られ、守られているこの石積みは「四至神(みやのめぐりのかみ)」と呼ばれています。
四至とは神域の四方を意味しており、神域の四方の境界を守護する石神です。
五丈殿
神宮の祭典は天候に関わらず行われます。
雨天の際には祓所(はらえど)に代わり、この五丈殿(ごじょうでん)で祓い清められます。
別宮 風日祈宮
内宮の域内には正宮の近くにある「荒祭宮」とこの「風日祈宮」の2つの別宮が鎮座しています。
別宮 風日祈宮(かざひのみのみや)は、橋を渡った少し離れた場所にあります。
風日祈宮橋
島路川にかかる風日祈宮橋の上からは、美しい新緑を見ることができます。
別宮 風日祈宮
風雨を司る神とされる級長津彦命と級長戸辺命(しなつひこのみこと、しなとべのみこと)をお祀りしています。外宮別宮の風宮(かぜのみや)と同じご祭神です。
伊勢神宮 内宮の参拝を終え、来た道を戻り、五十鈴川を渡りました。
いつか行ってみたいと思っていたお伊勢参りに
やっと来ることができました。
次回の式年遷宮は2033年、10年後に予定されています。
次回は遷宮後の真新しいお宮を見たいと思います。
おはらい町・おかげ横丁で、伊勢神宮参拝後の町歩きと食事を楽しみました。
らくらく伊勢もうで
伊勢神宮へのバスの運行状況、リアルタイムでの混雑状況など、伊勢神宮参拝の際に便利なサイトです。
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