テーマ変更作業の流れ
テーマ変更は以下の手順で進めました。
- 調査
- 変更前の状況確認
- 準備
- テーマのインストール
- 切り替えのプレビュー(必要なファイルの洗い出しと準備)
- 実行
- バックアップ
- テーマ 切り替え
- 動作確認
この記事は「2.準備編」です。
テーマをインストール
テーマをダウンロードし、親テーマ/子テーマ の両方をWordpressにインストールしました。(参考:Cocoonをインストールする方法)
新しいテーマの動作確認
WP Theme Testプラグインを使う
WP Theme Testプラグインを使い、新しいテーマの動作確認を行います。
親テーマと子テーマを両方インストールしたら、WP Theme Testプラグインで「子テーマ」を一部ユーザのみに有効にしました。これにより管理者のみが新しいテーマの動作を確認することができました。
管理者以外の編集者や一般の訪問者など、他のユーザには作業中の新しいテーマは見えません。カスタマイズの確認や、必要となるファイルの作成はこの状態ですすめます。
変更前のテーマで使っているサイドバーやメニュー、ウィジェットの設定は他のユーザにも影響が出ます。新しいテーマ用のメニュー作成だけに留め、それ以外の設定は後で行うこととしました。
テーマの設定確認
新しいテーマの設定を順に試していきました。
今回導入したCocoonはテーマ設定をバックアップする機能があります。(参考:テーマ設定のバックアップ方法)
ロゴファイルの作成
新しいテーマに合わせて、ヘッダやフッタのロゴを作成しました。
テーマのスキン確認
Cocoonテーマには外観を着せ替えできるスキンという機能があります。(参考:Cocoonスキンの機能の仕様)外観をゼロからカスタマイズしていくと大変なので、スキンという機能を利用できるのはとても便利です。
親テーマに入っていた ミックスブルー(公式HP)が好みのデザインに近かったので、このスキンを子テーマにコピーしてデザインをカスタマイズすることにしました。
phpファイルのカスタマイズ
投稿にショートコードが残るだけで大きな影響はありませんが、見栄えをよくするために、自作のショートコードを以前のテーマの phpファイルからCocoon子テーマへコピーしました。
人気記事のカスタマイズ
Cocoonテーマには人気記事を表示する機能があります。(参考:人気記事一覧を表示)
サイドバーにはこれまでのGoogle Analyticsによる人気記事の表示を行いたいと考え、Simple-ga-ranking プラグインのカスタマイズを以前のテーマの phpファイルからCocoon子テーマへコピーしました。
テーマのパッチ
Cocoonテーマの画面設定で変更できない仕様については、Cocoon子テーマに phpコードを追加して対応しました。
- カテゴリのアイキャッチ設定が保存できない
- 一覧ページの広告を追加(広告を配置する間隔、広告を配置するページ 等)
今回はここまで
「2.準備編」は終わりです。次回は「3.実行編」です。
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