2018年7月、特急ロマンスカーに乗って箱根に行って来ました。
箱根関所
東海道で最大の難所として有名だった箱根。
江戸時代後期の関所の姿を平成19年(2007年)に完全復元したのが、この「箱根関所」跡です。
一般的に関所は「入り鉄砲に出女」を取り締まるとされていますが、箱根関所は「入り鉄砲検査」は行っておらず、「出女」に厳しい関所だったそうです。
足軽番所から見学しました。
遠見番所
足軽番所の裏へ出て、石段の上にある見張り台「遠見番所」へ行きます。
更に少し上がったところに2階建ての建物がありました。
この石段を含み全部で69段登りました。
遠見番所の1階は土間で、少し狭そうに感じる2階では2人の足軽が交代で昼夜問わず勤務していました。
当時の記録から役職や人数、名前などは判明しているそうですが、身体的特徴や衣服の色は明らかでないため、単色で淡い色にし、史実と異なったイメージを与えない「シルエット展示方法」になっています。
関所破りに備えて街道や周辺、芦ノ湖からの出入りを見張っていたそうです。
公式HP上で遠見番所2階に設置されたカメラからの映像を見ることができます。
遠見番所ライブカメラ(通常公開時間:9:00~16:00)
丘から見える景色は絶景です。風が通る日陰で、少し涼みながら景色を楽しみました。
天気が良ければ、もっと遠くまで見渡せると思います。
階段を降り、足軽番所の前に建つ大番所を見学します。
箱根関所(公式HP)
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