2013年12月年末、名古屋へ行って来ました。
犬山遊園駅
名鉄名古屋駅から名鉄名古屋本線に乗り、約30分。犬山遊園駅に来ました。
犬山市の公式キャラクターわん丸君の自動販売機がありました。
駅前に木製の観光マップがありました。
犬山城へはこの犬山遊園駅から歩くのがおすすめです。
国宝 犬山城
犬山遊園駅から木曽川に沿って歩くと、目の前に「国宝 犬山城」が見えてきます。
木曽川を背にした丘の上に建てられおり、背後から攻め入ることが困難であることから後堅固(うしろけんご)の城と呼ばれた犬山城。この景色を見るために木曽川沿いを歩いて来ました。
先程まで小雪がちらついていたのに、急に晴れてきました。
天守まで上り階段と自然の石をそのまま積み上げた「野面積み」と呼ばれる石垣が続きます。
木造天守
現存する日本最古の木造天守 で、国宝に指定された五城(国宝五城)のひとつです。
織田信長の叔父、信康によって創建されました。
美しい青空に犬山城が映えます。
入母屋造の櫓の上に見晴台をのせた造りは天守の最も古い形式で、望楼型天守と呼ばれています。
右側にある修復中(2013年末時点)の白い囲いは防御のための付け櫓です。
犬山城は高さ23m。3重4階、地下2階構造。石垣の部分が地下になります。
入口から階段を上り、地下1階へきました。まだ周りを石垣に囲まれています。
さらに上ります。内部の階段は傾斜がきつくとても急です。
敵が攻めてきてもすぐには登れないように、また上から攻撃しやすいようにという戦国の知恵だそうです。
地下2階、3重4階構造のお城。最上階に行くためには6階分登らなければいけません。
天守の屋根に亀の甲羅に桃がのった形の瓦があります。
古くから桃は食べると不老不死の力が得られるといわれ、長寿の象徴でした。
またその生命力から病魔や厄災を退治してくれる象徴でもあり、魔除けの文様として利用されているそうです。
天守最上階
天守最上階まできました。
木曽川を挟み、向こう側は岐阜県。標高173mの伊木山(いぎやま)が見えます。
山頂付近に戦国時代の山城「伊木山城址」があり、周辺は憩いの森になっているそうです。
回廊からは遠くまで見渡せます。
犬山城 歴代城主
創建後、城主は次々に変わり、関ヶ原の戦いでは西軍の拠点にもなりました。
1617年より明治まで成瀬氏9代が城主として居城とし、2004年(平成16年)3月時点までは城主である成瀬氏個人所有の城でもありました。
最上階には成瀬氏歴代の藩主肖像画があります。9代~12代の城主肖像は写真でした。
最上階の天井だけ赤味がかった美しい色をしています。
天守からきた道を見下ろします。
見学後、急な階段を下ります。上りより注意が必要かもしれません。
下まで降りてきました。
修復中(2013年末時点)だったので、犬山城の象徴でもある唐破風(からはふ)の屋根が足場で見えず残念でした。
犬山城(公式HP)/ 09:00~17:00
三光稲荷神社
石段の坂を下りると犬山城主成瀬家の守護神「三光稲荷神社」が見えてきます。
縁結びのご利益もあるそうで、ピンクのハート絵馬がたくさん飾られていました。
歩いて、城下へ向かいます。
三光稲荷神社(犬山観光情報HP)
投稿時より約3年半前の旅行記のため、情報に変更のある可能性があります。
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