2016年12月、北陸新幹線に乗って金沢に行って来ました。
金沢城石垣
金沢21世紀美術館から金沢城の石垣が見えています。
歩いて石垣の近くまで行ってみます。
金沢城の南西側を囲む「いもり堀」。外堀まで来ました。
戦後にテニスコートとして利用されていたこともあったそうですが、2010年復元されました。
玉泉院丸庭園
いもり堀を過ぎ、坂をあがったところに池泉回遊式 の「玉泉院丸庭園」があります。
前田家3代藩主が庭園を造営、以後大切に守られてきましたが、明治時代に廃絶となりました。
2008年から5年間かけた発掘調査や資料に基づき庭園を再現し、2015年に完成しました。
休憩所「玉泉庵」があります。
広い金沢城公園の散策に疲れたら、お抹茶(抹茶やオリジナル生菓子付)をいただきながら、一休みすることが出来ます(詳細:公式HP)。
庭を囲む石垣
金沢城は石垣が面白く、様々な種類の石垣が混在しています。
庭を囲むこの石垣は、左右で積み方が違い、石の形も違います。石の色味にも変化をつけ「見せる石垣」「見て楽しむ石垣」になっています。
下側の石には色々な刻印がありました。
刻印の意味は諸説ありますが、所有者の印とも工事の際の識別マークだともいわれています。
段落ちの滝
斜面を階段状に流れ落ちる落差約7mの4段の滝が再現されています。
池の水源は先程通った「いもり堀」から揚水しているそうです。
色紙短冊積石垣
色紙(方型)や短冊(縦長方形)状の石、上部にある黒色の「坪野石」。
こちらも石の形と色を組み合わせデザイン化した「見せる石垣」「見て楽しむ石垣」になっています。
現在、再現はされてはいませんが、上部にある黒色V字型の石樋からは水が流れ、落差9mの滝があったと発掘調査で分かっているそうです。
ここから階段を上がり、金沢城三十間長屋へ向かいます。
金沢城公園 玉泉院丸庭園(公式HP)
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