2024年09月、福岡県と熊本県に行ってきました。
太宰府駅
THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ レール キッチン チクゴ)に乗って、太宰府駅に到着しました(10:37着)。
THE RAIL KITCHEN CHIKUGOは、西鉄(西日本鉄道株式会社)主催の食事を楽しめる観光列車です。
太宰府駅舎はおもてなしの意味を込めた暖簾がさがり、天満宮をイメージした太鼓橋のような欄干や朱色の柱があります。
駅に着くだけで「太宰府に来た!」と気分が上がる感じがします
THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ レール キッチン チクゴ)を途中下車して、太宰府天満宮を参拝します(停車時間約80分)。
太宰府参道
太宰府天満宮の参道に入ります。
参道にはたくさんのお土産物やさんや太宰府名物の梅ヶ枝餅店が建ち並んでいます。
太宰府天満宮表参道店(公式HP)
建築家 隈研吾氏による木組み構造を用いた特徴あるデザインです。
梅ヶ枝餅
太宰府天満宮参拝の風物詩とも言われる「梅ヶ枝餅」は、小豆餡を包んだ餅を梅の花が刻印された鉄板で焼き上げたアツアツのお菓子です。
太宰府に店舗を構えている店の全てが「梅ヶ枝餅協同組合」に加入して価格統一を行っているので、どのお店で買っても同じ値段です。
見た目は同じ「梅ヶ枝餅」でもお店ごとに少しずつ違いがあります。THE RAIL KITCHEN CHIKUGOで美味しいランチを食べる前だったので、2店舗だけ買ってみました。
やす武
素敵な店構えの「やす武(公式HP)」。鎌倉時代頃よりはじまった歴史のある老舗です。
紙に包まれた梅ヶ枝餅を受け取りました。アツアツで持つのも大変でした。
モチモチと柔らかいお餅タイプの皮の表面はパリッとしていて、中にはしっかりとした粒あんがたっぷりと溢れそうに入っていました。
皮がモチモチ美味しく、ずっしりと食べ応えがありました。
甘木屋
明治時代に建てられた木造3階建ての店舗が目を引く「甘木屋(公式HP)」は、太宰府天満宮の鳥居前にあります。
店内には喫茶店があり、梅ヶ枝餅と飲み物セットでいただくことができます。
今回はテイクアウトで、紙に包まれたアツアツの梅ヶ枝餅を受け取りました。
軽い食感のお餅の皮が分厚くお餅多めで、餡は程よい量でした。全体的に軽めに感じる梅ヶ枝餅でした。
どちらも美味しくいただきました。
毎日食べるなら軽めの「甘木屋」、時々食べるなら食べ応えもある「やす武」という感じがしました。
太宰府天満宮
太宰府天満宮を参拝します。
今回は80分と限られた見学時間だったため、急ぎ足で参拝しました。
御神牛
太宰府天満宮の鳥居前には神様のお使いである御神牛がいます。
御神牛像の「頭をなでると知恵を授かる」とされています。境内には11体がご奉納されています。
太鼓橋・心字池
漢字の「心」を象った心字池。その池に架かる三つの橋は太鼓橋と呼ばれています。
3つの橋は、それぞれ過去・現在・未来という仏教思想に基づく三世一念を表しています。
二の鳥居・楼門
鳥居の奥にある現在の楼門は、大正3年(1914)に再建されたものです。
麒麟像・鷽像
手水舎近くに大きな麒麟の像と鷽の像が並んでいます。
嘉永5年(1852)に博多町人たちにより制作・奉納されました。鷽は天神さまの守り鳥だそうです。
手水舎
大きな手水鉢は、霊峰宝満山から切り出された一枚岩だそうです。
鉢の底には大きな神亀が彫り込まれていますが、この写真には写りませんでした。
御本殿(仮殿)
令和5年5月より約3年をかけ令和8年頃まで「菅原道真公1125年太宰府天満宮式年大祭」記念事業の一つとして、124年ぶりの大改修を行っています。
御本殿(仮殿)が緑の多い斬新なデザインで驚きました
建築家・藤本壮介氏の設計で、御本殿前に特別に建てられました。
屋根の上に緑が生い茂る斬新なデザインの仮殿です。
飛梅
道真公を慕って一夜のうちに京都から大宰府まで飛んできたと言われる梅の木です。
御本殿に向かって右手にあります。
太宰府天満宮の境内は広く、「九州最古のお稲荷さん」といわれる天開稲荷社(公式HP)や歴史館、宝物殿など見学する場所が多くあります。
今回は見学時間が限られていて駆け足での見学でした。
御本殿の改修後にまた参拝したいと思います。
太宰府天満宮(公式HP)
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