Evernoteの変化
10年以上ずっとメモアプリはEvernoteを使ってきました。
mico
ずっと有料会員でEvernoteを使ってきました。
ヘビーユーザーでした。
ここ数年でEvernoteに様々な変化や仕様変更が起こりました。
長期的な未来を見据えた基盤強化と謳われていましたが、私個人としては使いにくさを感じる変更・変化が増えてきました。
引越を決めた理由
Evernoteに変化が増え始めた3年ほど前から少しずつNotionを併用して利用していました。
操作に慣れてきたこともあり、使いやすさを求めて全てをNotionへ引越をすることにしました。
Evernoteを離れる理由
- 有料プランの値上げ
2年利用7,800円 → 1年利用5,800円→ 1年利用9,300円と徐々に値上がりしました。
割引キャンペーンがあるものの、操作性の変化で使いにくさを感じている中での値上げは大きな要因のひとつでした。 - 無料プランの大幅な機能縮小
無料プランは2023年12月より大幅に縮小されました。
保存できるノート数の上限は10万から「50」に、ノートブック数の上限は250から「1個」と制限がかかり、お試し程度にしか利用できなくなりました。
私は10,000以上のノートを持っているため、無料プランに戻すとノートの新規作成ができません。有料プランで使い続ける必要があります。 - 操作性の変化
ここ数年で細かい仕様変更が多くあり、使いにくさを感じ始めました。
例)更新日の手動変更ができなくなった
以前は、更新したくないのに更新されてしまったノートの更新日を手動で変更して、ノート順を操作し、流れを更新日順で追って管理していました。
現在は閲覧などで更新日が更新されてしまう上、意図した順番にノートを並べ変えることもできず、地味に困っていました。
Notionへ引越する理由
Notionの機能を活用して、もっとカスタマイズしたいと思うようになったことが大きな理由です。
- 多機能性
Evernoteにはない機能や操作を利用して、今までとは違う分類ができます。- データベース
絞り込み、並べ替えなど必要な情報の抽出ができる - 表計算
項目数を数えたり、集計する演算機能がある - ドラック&ドラップ
直感的な操作で項目の移動や整理が簡単である
- データベース
- ガイドが充実
初めて利用するときは、機能への理解が必要です。
使い方や機能を紹介する個人動画やブログが数多くあり、勉強ができます。 - 無料プランでも使いやすい
無料プランでもNotionに追加できるコンテンツの量に制限がないため、充分に使えます。
ただし、ファイルアップロードに制限があります(1ファイルあたり最大5MBまで)
気になる点・デメリット
Notionへ引越をするにあたり、気になる点はいくつかありました。
- モバイル端末での利用しにくさ
Notionへの入力や整理整頓はパソコンからの方が簡単なため、モバイル端末では閲覧が中心となります。 - ノートの検索能力
Evernoteは画像内テキスト検索まで出来、ノート検索が優秀で簡単です。
Notionはそこまで検索能力が強くない印象があります。 - 引越は大仕事
長年使ってきたEvernoteの引越は大仕事で、時間がかかります。
公式の移行方法で、エラーが出ないように少しずつノートブックをインポートしましたが、移行後の書式や形式などが望む形ではなく、手を加える必要がありました。
現在もEvernoteでしてきたことをNotionの機能で管理するにはどうすれば最適かを考えながら、整理して再構成・再構築しています。調整はまだしばらくかかりそうです。
まとめ
シンプルを追及したものから多機能なものまで、メモアプリと呼ばれるものには様々な種類があります。使用用途や分類方法に合わせて比較し、試してみると良いと思います。
mico
私はNotionとCraftを比べて、
データ連携や関数が使えるNotionを選びました。
色々カスタマイズができて満足しています。
Craft-ドキュメントとメモエディタ
Craft(クラフト)は、iPhone/iPad/Mac/Windowsで利用できるアプリです。
Notionと並行してしばらく利用していました。
見た目も良く操作性も良く、モバイルでの編集も使いやすいです。iPhoneユーザーには良いメモアプリと思います。
コメント