2019年7月 ベトナム・ホーチミン/ニャチャンへ行って来ました。
ベトナムの麺料理
ベトナムの麺料理といえば、日本ではフォーが有名ですが、フォーも地域によって種類や味に違いがあります。他にもブン、ブンボーフエ、ミエン、ミー、バインダー、バインカンなど様々な麺料理があります。
ベトナム北部の港町・ハイフォン発祥の蟹汁麺「Bánh đa cua(バインダー・クア)」をいただきます。
BANH DA CUA Di Ly (バインダークア・ディーリー)
「BANH DA CUA Di Ly (バインダークア・ディーリー)」は市内に2店舗あります。
今回訪れたのは、ホーチミンのメインストリートのひとつ、Đường Đồng Khởi(ドンコイ通り)沿いに建つオレンジ色の目立つ外観のお店です。
狭い入口を入ります。ホーチミンのお店は全体的に間口が狭く、細長いところが多い気がします。
入口すぐの壁に簡易メニューが貼ってありました。日本語表記もあり、事前にどんなお料理があるのか分かりやすく助かりました(価格は古いもののようでした)。
細い廊下を突き当りまで進むと、階段があります。お店は2階です。
入口が見渡せる窓に近い一番奥の席に座りました。
店内は青色のアクセントウォールが印象的で、カフェのような雰囲気です。
メニュー
看板メニューである蟹汁麺「Bánh đa cua(バインダー・クア)」が大きく載っています。
ミエン(春雨)の麺料理、炒飯、春巻き、サラダ、
ビーフン、揚げ春巻き、ベジタリアン用の麺料理もありました。
デザートやドリンクの種類もあるので、カフェとしても利用できそうです。
3品注文して、店内の可愛らしいインテリアを眺めながら待ちました。
Bánh đa cua(バインダー・クア)74,000 VND
このお店の看板メニュー「ハイフォン風の自慢の蟹味噌麺」。
赤茶色をした幅広麺と蟹だし汁が特徴のベトナム北部の麺料理です。
トッピングはさつま揚げ、ハム、ひき肉のロットの葉包み、蟹味噌、パクチーがのっています。
麺はオレンジ色をした幅広のきしめんのようです。
カニの香りがするスープは透明で、表面に油がうっすら浮いています。あっさりしていて薄味、油っぽくはありません。ライムや唐辛子などの調味料で味を変えることもできます。
Miến bò trộn(ミエン ボー チョン)74,000 VND
ベトナム風牛肉のミエン(Miến 春雨)。よく混ぜていただきました。
ニンニク強めの牛肉がのり、味付けは少し甘めでとても食べやすいです。香ばしいナッツの食感が良いアクセントになりました。
Chả giò(チャーゾー)74,000 VND
揚げ春巻きの中には挽き肉、春雨、人参、ネギなどがぎっしり入っていて、食べ応えがあります。
北部風は切って盛り付けるのだそうです。添えられた野菜やハーブで巻いて、奥にあるヌックマム(Nuoc Mam)をベースにした甘酸っぱいソースにつけていただきます。揚げ春巻きはクセがなく、食べやすいと思います。
会計
ベトナムは基本的にテーブルチェックです。5%のサービス料がのりました。
何かルールがあるのかもしれませんが、1,000VND以下の細かい部分はお店によって繰り上げられたり切り捨てられたりします。
ごちそうさまでした。女性のお客さんが多く、帰るころには満席でした。
細長い店舗は中央に階段があり、道路側が店舗、奥(写真奥)にキッチンがあるようでした。
BANH DA CUA Di Ly (バインダークア・ディーリー/公式FB)
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