2016年12月、北陸新幹線に乗って金沢に行って来ました。
金沢21世紀美術館
近江町市場からバスに乗り、「広坂(21世紀美術館)」のバス停で降りました。
バス停を降りたすぐのところに円形で総ガラス張りの金沢21世紀美術館が見えます。
2004年10月開館した現代美術を収蔵する美術館で、鑑賞だけでなく、一般に貸し出されるギャラリーもあり、教育へも力をいれているそうです。
金沢21世紀美術館の休館日は月曜日(休日の場合は直後の平日)と年末年始です(参照:公式HP)。
年末のため、美術館本体は休館していましたが、円形の美術館の周りにあるアート作品は無料で見て回ることができます。
ラッピング(LAR/フェルナンド・ロメロ)
複雑な形をしたパイプと網で出来た作品。中に入って遊ぶことができます。
美術館の周囲にある遊歩道に沿ってアート作品が展示されており、休館日でも自由に見学できます。
カラー・アクティヴィティ・ハウス(オラファー・エリアソン)
色の三原色(シアン、マゼンタ、イエロー)の壁が渦巻き状に置かれた作品です。
外側から見たり、内側へ入って見たりと見る場所で色の変化を楽しめます。中央の丸い白いボールは夜には灯台のように光るそうです。
茶室(松涛庵/山宇亭)
江戸時代末期に加賀藩主が江戸根岸に建設した建物で、昭和になって数寄屋風の茶室として整備され移築されました。
茶室として一般に公開/貸出されており、茶会や句会など利用できます。こちらも年末で休館していました。
アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3(フロリアン・クラール)
ラッパのような管は地中を通りどこかの筒と繋がっていて、どれとどれがペアになっているかは分かりません。
通りかかったときに「聞こえますかぁー?」と男の子の声が偶然聞こえたので、「聞こえまーす!」と返事をしました。男の子はかなり遠く離れた場所にいました。
ドロップ(SANAA)
金沢21世紀美術館には憩いの場として色々なところに椅子が設置されているそうです。
これもアート作品のひとつです。
ラビットチェア(SANAA/マルニ木工)
屋内にウサギの耳のような椅子がずらっと並んでいます。
まる(SANAA)
外側には綺麗に周囲の風景がうつりこみ、同じ景色、同じ青空がいくつもあるような不思議な感覚になります。
近づいて記念撮影している方々も多くいました。
内側に入るとボコボコしたところに自分が映り、声が反響します。
金沢21世紀美術館の建物は地上1階、地下1階建てです。
美術館の建物への入館(交流ゾーン)は無料で、展覧会ゾーンへの入場のみ有料になっています。
休館日だったため、内部にある有名なスイミング・プール(レアンドロ・エルリッヒ)という作品を見れず、残念でした。
金沢21世紀美術館(公式HP)
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