2013年12月年末、名古屋へ行って来ました。
天守閣
本丸御殿を出て天守閣へ向かいます。
天守閣(建屋)の高さは36.1mあり、江戸時代を通じて日本一高い城だったそうです。
1945年(昭和20年)の空襲で焼失してしまい、現天守は1959年に再建されました。
写真や図面はたくさん残っていたため、天守の外観はほぼ忠実に再現されています。
金のしゃちほこ
名古屋城と言えば、金のしゃちほこ。
大天守の屋根に高さ約2.6mある金鯱2匹が輝いています。
徳川家の威光を表すためのものとして作られ、竣工当時の金鯱は2匹で鱗430枚、純金200kgも使われていたそうです。その後の藩財政悪化に伴い、金の純度は下がっていきます。
天守閣内部
名古屋城は鉄筋コンクリート5層(内部は7階)で、エレベーターを備えた博物館になっています。
入口には金鯱のレプリカがあります。
豪華な籠が目をひきました。
黒漆で塗り、金の蒔絵に飾り家紋の入った最上級の女乗物。大名家の子女の婚礼道具として作られたそうです。
展望台
名古屋城の展望台からは名古屋の街が一望できます。
下まで降りてきました。
清正石
石垣には名古屋城で最大の大きさである巨石が残されています。
ここの石垣の担当は黒田長政でしたが、あまりにも大きい石であったため、築城の名手 加藤清正が運んできたものとされ「清正石」と呼ばれています。
内堀の鹿
名古屋城の内堀(空堀)には2頭の鹿が住んでいます。
名古屋城内では江戸時代から鹿が飼われていたそうです。
現在の鹿はその子孫ではなく、1952年(昭和27年)に東山公園から客寄せ用に貰い受けたもので、1970年代には56頭まで増えましたが、現在は2頭にまで減少したそうです。
雌同士の母娘の鹿なのだそうです。
名古屋城天守閣
内堀越しに見る名古屋城が一番美しいと思います。
名古屋城の大きさ (天守台19.5m + 建屋36.1m = 55.6m)を感じられます。
閉園時間(16:30)になりました。
名古屋城は江戸時代に作られてからほとんど拡張・改変がない城だそうです。とても広い名古屋城を数時間では見て回ることができませんでした。
名古屋城 天守
名古屋市役所と愛知県庁
地下鉄名城線 市役所駅前には、目を引く2つの昭和初期建築が並びます。
帝冠様式(ていかんようしき)と呼ばれる和洋折衷の建築様式で、写真手前が名古屋市役所(1933年(昭和8年)竣工)、写真奥が愛知県庁(1938年(昭和13年)3月竣工)です。
名古屋城大天守風の屋根がのった印象的な造りになっています。
投稿時より約3年半前の旅行記のため、情報に変更のある可能性があります。
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