「コスパが良くて、本当に音の良いイヤホンを探している」「毎日使うものだからこそ、音質だけでなくノイズキャンセリングやバッテリー性能にもこだわりたい」――そんな方も多いのではないでしょうか。
通勤や通学、仕事中のBGMなど、今や生活に欠かせないワイヤレスイヤホンは、モデルによって音質や機能もさまざまです。
今回は、高音質と便利な機能を備えた「SOUNDPEATS Air6 Pro」を実際に使って、レビューしていきます。
SOUNDPEATS Air6 Proの特徴
SOUNDPEATS Air6 Pro(読み方:サウンドピーツ エアシックス プロ )(公式HP)の特徴は以下のとおりです。
- 11mm複合振動板による高音質
- SOUNDPEATS独自の「Air Series Tuning Gen2」と11mm PU+PMI複合振動板を採用
- 低音から高音までバランスの良い、自然で聴き疲れしにくいサウンド
- 最大58dBの高性能ノイズキャンセリング
- ハイブリッド方式のANCと左右合計8基のマイクを搭載
- 電車や街中の騒音を効果的に低減
- 外音取り込み、風切り音低減、通話ノイズキャンセリングにも対応
- ハイレゾ対応&Dolby Audio
- LDAC、aptX Lossless、aptX Adaptive、LC3などに対応
- 最大96kHz/24bitのハイレゾ再生に対応
- Dolby Audioにより、映画や動画、ゲームなどを臨場感のあるサウンドで楽しめる
- マルチポイント&装着検出
- スマホやPCなど2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントに対応
- イヤホンの着脱を検知して再生・一時停止を自動化
- 最大52時間再生&ワイヤレス充電
- イヤホン単体で最大12時間、ケース併用で最大52時間の再生に対応
- 10分の充電で約4時間再生できる急速充電に対応
- Qiワイヤレス充電にも対応
付属品と同梱品
カラーは「ブラック」のみが発表されています。
パッケージ左下には、日本オーディオ協会によるハイレゾ認証マーク「Hi-Res AUDIO WIRELESS」をはじめ、Snapdragon Sound、LDAC、Dolby Audioの対応を示すロゴが表記されています。

全国の有力販売店やオーディオ評論家による厳正な審査を経て選出される「VGP 2026 SUMMER」において、SOUNDPEATS Air6 Proは「Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン/ノイズキャンセリング(1.2万円以上1.5万円未満)」部門で金賞を受賞しました。

- SOUNDPEATS Air6 Proイヤホン本体、充電ケース
- 取扱説明書、キャラクタ PEATS君のステッカー
- USB-C充電ケーブル
- イヤーピース
機能チェック
充電ケース
ケースは艶消し仕上げで指紋が目立ちにくく、さらっとした手触りです。
充電ケースのサイズは66.63×49.91×26.96mm、イヤホンを含めた総重量は約52g。軽量なので、バッグやポケットに入れて気軽に持ち歩けます。

フタは適度なホールド感があり、バッグやポケットの中で勝手に開いてしまうことはありません。片手では開けづらいため、両手で開けたほうがスムーズです。

内部には600mAhのバッテリーを搭載し、イヤホン単体で最大12時間、ケース併用では最大52時間の長時間再生に対応しています。
充電はUSB Type-Cによる有線充電に加え、置くだけで充電できるQiワイヤレス充電にも対応。さらに、10分間の充電で最大4時間再生できる急速充電も利用できます。

イヤホンは再生時間だけでなく、充電のしやすさも大事なポイントです。
Air6 Proは急速充電に対応しており、短時間の充電でもしっかり使えるので、忙しいときにも便利です。

イヤホン
イヤホン本体は片側約4.5gと軽量で、IPX5相当の防水性能も備えています。
Air6 Proは耳への密着感が高く、装着時はしっかりとした安定感があります。汗をかくような運動から、長時間の移動やデスクワークまで、幅広いシーンで使いやすい軽さです。

マルチポイント
マルチポイントに対応し、スマートフォンやPCなど2台の機器に同時接続できます。接続先もスムーズに切り替えられますが、マルチポイント使用中はLDACが使えません。
装着検知
イヤホンの着脱を自動検知し、外すと再生を一時停止、再び装着すると自動で再生を再開できます。ちょっとイヤホンを外したいときも、スマホを操作する必要がなく便利です。
タッチコントロール
操作内容の割り当ては専用アプリから選択式で変更でき、自分の使い方に合わせてカスタマイズできます。

髪を整えたり、イヤホンに触れたときに、ついタッチして誤作動させてしまうことがあります。私は「シングルタップは操作なし」に設定して、誤操作を回避しています。

ノイズキャンセルと外音取り込みモード
最大58dBの強力なノイズ低減を実現しています。電車の走行音などの周囲の騒音を効果的に低減できるため、余計な音に邪魔されにくく、音楽や動画をより快適に楽しめます。
ノイズキャンセリングは、全体的に強力だと感じました。
Air6 Proは耳への密着度が高く、耳をしっかり塞ぐような装着感があるため、ANCの効果も体感しやすいです。駅構内や電車内などの騒がしい場所でも周囲の音を抑え、音楽に集中しやすくなります。
一方、外音取り込みモードでは、ホワイトノイズや周囲の音が少し強調され、ノーマルモードでも音が不自然に聞こえることがありました。長時間使い続けるというより、タッチ操作で切り替えて駅のアナウンスを聞くなど必要なときに一時的に使うのがよさそうです。

耳をしっかり塞ぐような装着感や、外音取り込み時の音の不自然さは、Air6 Proに限らず、カナル型イヤホンではある程度仕方のない部分なのかもしれません。
アプリ
充電残量も確認できる専用アプリでは、タッチコントロールやノイズキャンセリング、マルチポイントなどの細かな設定もまとめて管理できます。
イコライザー機能(EQ)に対応しており、アプリから低音や中高音のバランスを調整して、自分好みの音にカスタマイズできます。プリセットも豊富に用意されているので、細かい設定が苦手な方でも手軽に好みのサウンドを選べます。

比較:Air6 Proはここが変わった!
初めて聴いて驚いた、ボーカルが際立つサウンド
SOUNDPEATS Air6 Proで実際に音楽を聴いてみて、まず驚いたのは、ボーカルの聴きやすさでした。
歌声が自然に前に出てくるような印象で、声の響きや細かな表現まできれいに聞こえます。

特に ボーカルをしっかり聴きたい曲との相性は良いと感じました。
曲や音量にもよると思いますが、デフォルトでは低音がやや控えめな印象でした。もう少し低音の迫力が欲しい場合は、専用アプリのイコライザーで好みに合わせて調整できます。
バッテリー
バッテリー持ちは歴代モデルと比べて1.5~2倍ほど伸びており、急速充電が使えるほか、ケースを置くだけで充電できるQiワイヤレス充電も利用できます。

充電する回数が減り、ケースを置くだけでも充電できるので、手間やストレスも少なく、普段使いでもかなり便利だと感じます。
サイズ
普段使用しているApple AirPods Pro(第2世代・カナル型)と、形状が似ているSOUNDPEATS Capsule3 Pro+とサイズを比較してみます。
充電ケース(写真左から)
- AirPods Pro(第2世代):約61g
- SOUNDPEATS Air6 Pro:約52g
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+:約48g

イヤホン(写真左から)
イヤピースの形、スティック(棒)の太さにも差があります。
- AirPods Pro(第2世代):約5g
- SOUNDPEATS Air6 Pro:約4.5g
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro+:約5g

ケース
Air6 Pro(下記写真左)は、ケースからイヤホン本体が半分ほど見えているため、SOUNDPEATS Capsule3 Pro+(下記写真右)のように上方向へ引き抜くのではなく、前方に倒すようにしてつまめます。指をかけやすく、ケースに引っかかることもないので、スムーズに取り出せます。
ケースの間口が広めなので、収納も比較的楽です。所定の位置にセットすると、マグネットで「スッ」と吸い付くように収まります。

SOUNDPEATSではよく見られる収納スタイルですが、装着・収納するときにイヤホンの向きをくるっと回す必要があるため、落としそうになってヒヤッとすることがありました。
写真左:SOUNDPEATS Air6 Pro
写真右:SOUNDPEATS Capsule3 Pro+

まとめ
Air6 Proは、SOUNDPEATSの従来モデルからの音質や機能の進化を求める方にも、新しく高音質なワイヤレスイヤホンを探している方にも、候補に入れやすいイヤホンだと思います。
この価格帯で、最大58dBのノイズキャンセリングやハイレゾ対応、マルチポイント、ワイヤレス充電、Dolby Audioなど、便利な機能がしっかり揃っています。
良いところ
- ノイズキャンセリング性能が大幅に向上
ハイブリッド方式と左右合計8基のマイクを搭載し、最大58dBのノイズ低減に対応
電車の走行音や街中の騒音もしっかり抑えられ、音楽や動画を快適に楽しめる - 最大52時間のロングバッテリー
イヤホン単体で最大12時間、ケース併用で最大52時間再生可能
10分の充電で最大約4時間再生できる急速充電にも対応 - ワイヤレス充電
シリーズ初のワイヤレス充電に対応
充電方法の選択肢が増えて、充電の手間が減らせる - 装着検知
イヤホンの着脱を自動で検知。外すと再生を一時停止、再び装着すると再生を再開。

一度この機能に慣れると、いちいち操作しなくてよいので、やっぱり楽です。
- 2台の機器を同時に接続できるマルチポイント
スマートフォンとパソコンなど、2台の機器に同時接続可能
スマホで音楽を聴いたり、PCでオンライン会議をしたりする場合にも便利
いまいちなところ
- マルチポイント接続中はLDACが使えない
2台同時接続は便利ですが、LDACを使うにはアプリからマルチポイントをオフにする必要がある
高音質を優先したい場合は、少し使い分けが必要 - カナル型は人によっては圧迫感がある
耳にしっかりフィットする形状で、遮音性や安定感が高い
カナル型が苦手な人は、長時間使用すると少し圧迫感を感じることがある - 取り出す・しまうときにヒヤッとすることがある
イヤホンが外側を向いた状態で収納されているため、装着するときに向きをくるっと回す必要がある
SOUNDPEATSではよく見られる収納スタイルですが、慣れるまではイヤホンを落とさないよう少し注意が必要 - 動画の音に最初は少し違和感があった
音楽ではボーカルがきれいに際立つ一方、ドラマではセリフが少し強調されて聞こえる
声によっては響きが加わり、ややこもって聞こえることがあったが、慣れると気にならない程度



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