ワークチェア選び
在宅ワークや趣味の時間が増える中で、「そろそろちゃんとした椅子がほしい」と思うようになりました。
「オカムラ」や「エルゴヒューマン」といった定番ブランドともかなり迷い、最終的にデザイン・カラーバリエーション・価格とのバランス(コスパ)を考えたとき、一番しっくりきたのが「COFO Chair Pro 2」でした。
このチェアは、こだわりを詰め込んだフラッグシップモデルとして、クラウドファンディングサイト「Makuake」で大きな話題になっていました。秋葉原のヨドバシカメラで実際に試座できると知り(※現在、展示は終了しています)、店舗で座り心地を確認した上で、応援購入を決めました。
今回は、初めて「ちゃんとした」ワークチェアを選んだリアルな体験談として、「COFO Chair Pro 2」をレビューしていきたいと思います。
COFO Chair Pro 2
購入:割引クーポンあります
現在、一般販売が開始されており、公式HPから購入できます。公式サイトから対象のCOFO製品を購入する際に、以下のリンクから取得できるクーポンコードを入力すると、5,000円OFFで購入できます。
カラーバリエーション
カラーバリエーションはブラック・ライトグレー・ホワイトの3色あり、全体的に一色で統一されたデザインになっています。ここまで徹底して色を揃えたワークチェアは珍しいのではないかと思います。

ライトグレーとホワイトで悩み、汚れが目立ちやすいかなと思いつつも最終的にホワイトを選びました。実際に使ってみても、やわらかいアイボリーホワイトのメッシュが圧迫感を感じさせず、ホワイトで良かったと思います。
配送サイズ
COFO Chair Pro 2(CC-200W)は、大きな段ボールで届きます。
段ボールの大きさは78×54×66cm、重さは約26.5kgあります。

梱包は非常にしっかりしていて、各パーツが丁寧に保護されていました。
箱を開けると、上段には左右のアームレストや工具セットなどの小物類が整理された状態で収納されていました。

下段には、椅子本体の各パーツがまとめて収納されており、ひとつひとつにしっかりと保護材が巻かれていました。
パーツごとに重量があるうえに段ボールにも深さがあるため、取り出すのは少し大変でした。

工具セットの小さな段ボール箱には、作業用手袋(2双)、5mm六角レンチ、各種ネジ類、取扱説明書、製品のパンフレット、組立に必要なアイテムが入っていました。

六角レンチが付属しているので、組立に特別な準備は必要ありません。
ただ、電動ドライバーがあるとネジをしっかり締められて、組み立てもかなり楽になります。


数か月前にIKEAの家具を組み立てるために、初めてアイリスオーヤマの電動ドライバーを購入したのですが、今回のワークチェアの組み立てでも大活躍でした。
扱いが簡単で、力を入れなくてもネジの開け閉めができるので、「もっと早く買っておけばよかった」と思うくらい、組み立て作業がぐっと楽になりました。
組立て
基本的にパーツをつなぎ合わせるだけで構造は分かりやすく、工具もすべて同梱されているので、説明書どおりに進めていけば問題ありません。
下記順番で組み立てます。組み立て時間はおおよそ60~90分程度を見ておけば安心です。
- キャスターとシリンダーの取り付け
- アームレストの取り付け
- 背面の取り付け
- 座面の取り付け
- ヘッドレストとハンガーの取り付け
パーツがやや重いため、持ち上げたり、位置を合わせる作業は2人で行うと安全です。特に背面パーツや座面の固定は、不安定な状態を支えながらの作業になるので、サポートしてもらえるとスムーズに進められます。

廃材(梱包材)について
COFO Chair Pro 2は、パーツのひとつひとつがしっかりと保護された状態で届きます。
そのぶん、梱包材の量がかなり多く、大きな段ボールやプチプチ、エアクッションなどの片付けや廃棄が大変でした。
COFOでは搬入から組み立て、設置、廃材(梱包材)の回収までを含む有償オプションサービスがあります。
重いパーツを運ぶのが不安な方、組み立てが苦手な方、片付けやゴミを出す手間を減らしたい方などに便利な選択肢になると思います。
スペックと機能
フレーム、座面、背面、アームレスト、キャスターに至るまで、細部まで同じトーンで仕上げられており、一色で統一されたミニマルなデザインです。
本体のサイズは、幅69×奥行68.3×高さ109〜128.5cmで、座面の高さは45〜51cmの範囲で調整可能です。
質量は約22.63kgとしっかりとした重さがあり、安定感のあるつくりになっています。


ヘッドレストにはハンガーを取り付けることもできます。
ただ、自宅での利用ではハンガーは必要ないかもしれないと思い、まだ取り付けていません。一度取り付けると取り外しができない仕様のため、慎重に判断しようと思っています。

体に合わせるための調整機能が非常に豊富です。
- 最大127度まで倒れるリクライニング機能
- 使わないときは収納できる内蔵フットレスト
- 内側35度、外側180度、合計215度の可動域を持つ3Dアームレスト
- 上下に高さ調整ができるランバーサポート
- 背面は上下4段階、腰部は前後4段階で角度調整が可能
- 座面の前後スライド機能
- ヘッドレストは高さ・角度・前後に調整できる3D可動

まとめと使ってみた感想
クラウドファンディングで一般販売よりも安く購入でき、全体としては、満足度の高い買い物になりました。
試座体験
購入前に秋葉原のヨドバシカメラで実際に試座し(※現在、展示は終了しています)、他のワークチェアとも比較しながら、座り心地や高さを確認しました。
家で使うことを考えると、靴を脱いだ状態での座面の高さ感や、背もたれ・クッションのフィット感を体感できるのはとても大事だと感じました。やはり写真やレビューだけでは分からない部分があるので、可能であれば購入前に一度試座しておくことをおすすめします。
とはいえ、店舗ではどうしても長時間座って試すことはできないため、実際に使い始めてから違和感に気づく可能性もあります。
※現在、実際に商品を見て試すことができる店舗については、COFO公式サイト内「Shop list」をご確認ください。
調整機能
実際に使い始めて感じたのは、調整機能が非常に豊富であるということです。
座面の高さ、背もたれの角度、ランバーサポート、アームレスト、ヘッドレスト……とにかく細かく位置を変えられるため、自分に合ったポジションを探しやすいです。
その一方で、逆に言えば「その時の作業状態とぴったり合わないと違和感が出やすい」という面もあると感じました。

最初は「あれ、ちょっと座りにくい?」と感じることもありました。
使いながら少しずつ各所の調整を繰り返すことで、自分に合うポジションが見つかり、ようやく慣れてきました。
ちなみに、COFO Chair Pro 2の人間工学の設計的な観点から身長は160~195cm程度を推奨しています。
私たちの身長は範囲内なので基本的にはフィットしましたが、推奨身長より低い・高い方は調整の幅をチェックしておくと安心です。
椅子の重量と床の保護
この椅子に限った話ではありませんが、ワークチェアはしっかりとしたフレーム構造や安定性を重視しているため、どうしても重量があります。実際に移動させるにはそれなりの力が必要になります。
COFO Chair Pro 2も本体重量は約22.63kgあります。
キャスター付きで「動かせる」設計にはなっていますが、フローリングの上で動かすと、細かい傷がついてしまう可能性もあるため、現在は「動かせるけど、気軽には動かしづらい」というのが正直なところです。
最初に設置場所をしっかり決め、床の保護のためにチェアマットなどの利用が必要かと思います。

自分の体重が加わると椅子全体の重量はかなりのものになるため、フローリングの上で動かすのはどうしても躊躇してしまいます。厚みのあるチェアマットを探しています。
割引クーポンコードあります
ワークチェアは安い買い物ではないので、購入を検討している方は、少しでもお得に手に入れるためにクーポンの活用をおすすめします。
公式HPで対象のCOFO製品を購入する際に、以下のリンクから取得できるクーポンコードを入力すると、5,000円OFFで購入できます。
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